|
テーマ:伝統こけしの魅力(99)
カテゴリ:肘折系
肘折系は好きな系統。3月にヤフオクで「中島正」2本を入手できた。
肘折系の魅力と言えば、ある種の妖味ではないだろうか。放浪の工人、中島正にもそれがある。 左23.5Cは推定昭和28年作。 昭和35年、蒐集家阿久津経之による再発見後のものと比べると面描鋭い。「平」と書込みがあるので、昭和28年ごろの作か。唇の赤の滲みや鼻の線の揺れが気になるが、きりっとした佳品である。 右24Cは昭和35年作。 ヤフオクの出品は中島正と表示されていないかったため、比較的安く入手できた。書込みから昭和35年、阿久津経之による再発見の時期のもの。戦後の標準的な作風。 にほんブログ村にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年04月05日 13時34分48秒
コメント(0) | コメントを書く
[肘折系] カテゴリの最新記事
|