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テーマ:こけし収集とオークション(31)
カテゴリ:遠刈田系
(左:ラッココレクション 右:本品) 状態は戦前古作としては驚くほど良いもので、『らっこコレクション』と比較して考えれば、最晩年作と思われる。 胴底に「古型」とあるので、最初期のラッココレクション黒頭を写したものであろう。ただしラッコは猫鼻、本品は割れ鼻である。 KokeshiWikiには「昭和5年、四男正人が、同6年五男友晴が木地挽を始めるようになり、同10年には橘文策氏の〈木形子談叢〉により、正式に写真紹介されて、松之進の名は収集界に広く知られるようになった。昭和12年ころまでは、たまに木地を挽くこともあったが、以後は息子たちの木地に描彩だけしていた。昭和15年桑の木より落ちて以後ほとんど描彩もせず、昭和17年3月15日、午後2時に没した。行年68歳。」とあるので、おそらく昭和14年か15年作であろう。1875年(明治8年)生まれ。にほんブログ村にほんブログ村(追記)本品は調べてみると2017年4月2日に85000円で落札されたものと同一だった。入札は1名のみ。出品者はmakiyama7(埼玉県) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年07月17日 10時51分24秒
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