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テーマ:伝統こけしの魅力(99)
カテゴリ:肘折系
こけしの呪力と呪能2-佐藤佑介のこけし 佐藤佑介の呪力に魅せられたのか、たてつづけに佑介のこけしがやって来た。 この4本は保存状態は、あまり良くないもののフォルム、胴模様もいろいろで佑介の世界の大きさを垣間見ることが出来るものだ。 どれにも確かな呪力・呪能がある。 ところでKokeshiWikiは佐藤佑介は「佐藤佑一」として記載しているが、本名に拘っているところは一貫性がない。本人が「佑介」と署名しているのならそれを採用すべきではないだろうか。本名に統一するというのなら佐藤松之進は「松之助」にすべきである。それではだれも判らないだろう。本名をチェックすることは大事であっても工人名は柔軟に考えていい。 左から、黒頭およね19.5㎝、丑蔵型24㎝、丑蔵型27.5㎝、襟付18㎝。 【佐藤佑介】(KokeshiWikiより一部訂正) 〔人物〕昭和18年9月21日、満州の教員佐藤正男の長男に生まれる。戸籍名は佐藤佑一であるが作品には佑介と署名することが多い。(佑助もあるというが未確認)戦後一家は帰還して北海道に住んだ。昭和53年にこけしの魅力にひかれ、岩手県湯田の小林定雄に師事して木地を学んだ。その後、北海道に戻り、岩見沢、雨竜郡雨竜町、江別市大麻西町でこけしの製作を行った。 〔作品〕小林定雄譲りの作風で、湯田時代の佐藤丑蔵の型を継承したこけしを作る。丑蔵型の他に高橋市太郎や湯田の小林善作一家の作風を継承したこけしも作る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年07月28日 05時03分06秒
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