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テーマ:伝統こけし蒐集(50)
カテゴリ:遠刈田系
佐藤誠治 昭和15年を発見! 本とこけしに埋もれているわが家であるが、どうしても必要な本を探そうと思って若干の整理を始めた。そうするとダンボールに入ったままの古いこけし4本が出て来た。おそらく同時に入手したものと思われる。 中身は佐藤文六1本、佐藤文吉2本、佐藤誠治(戸籍名は誠次)1本であった。myコレクションリストには記載がなかったが、ヤフオクの落札結果を検索した結果2016年11月に入手したものと分った。まだ収集の方向もあまり決まっていなかった頃であった。 文六は昭和15年、文吉の1本は推定昭和32年で胴模様は桜崩しでこの胴模様は珍しい。もう1本は昭和46年と書込みのあるもの。(これらについては順次紹介したい) 問題は佐藤誠治(1902-1962)で、胴裏に「及位 佐藤誠治」とあり「昭和十五・五・十六」と書込みがあった。佐藤誠治は少ないし文六の代作もあるという。そういわれて胴模様の菊の書き方を見るとどうも文六の手のように思える。そのへんは今後の楽しみとして、一挙にうれしいものを発見してわがことながら驚いている。 この誠治は21.5㎝(7寸)でやや横長の頭と横に長い目、眼点は上付で呪力のあるものであった。落札価格はなんと誠治としては、過去最高価格の**000円だった。そんなものを忘れているとはとこれも驚いた。(なお、その他にも1箱あってこれも、忘れていたものだが、現在では入困難な人気工人のものだった。機会があれば書いてみたい。)なお、本日は小生のもううれしくない誕生日である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年11月21日 06時41分35秒
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