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2019年09月30日
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テーマ:こけし探訪(85)
カテゴリ:遠刈田系

佐藤文助72才の悲劇・1973年全国こけし祭で文部大臣奨励賞を受賞

 

佐藤文助72才の悲劇といささか衝撃的なタイトルとなってしまったが、これは喜劇でもいいのだ。

この佐藤文助72才というのは、鳴子の第19回全国こけし祭で最高賞の文部大臣奨励賞を受賞した年である。それは1973(昭和48)で、この年は、文部大臣賞につづく知事賞は桜井こう、奥瀬鉄則、佐藤伝喜、阿部平四郎、岡崎直志とつづく。

文助の戦後のこけしは、だらしなく目尻が下がるだけでなく、眉になぜかぎざぎざを付けるなど、低調となってゆくばかりであった。

そんな時の受賞である。いまから見れば悲劇とも喜劇とも思える。

最近、ヤフオクで無銘だがこれと面描の似た我妻市助と思える24㎝を落札することが出来た。これもやや目尻が下がっているが、表情は見どころがある。状態があまり良くないのが残念だが、描彩は比較的良く緑も残っている。我妻市助​(1921-1944)は戦没した工人で残るこけしは少ない。これと文助72才を比較してみれば、その優劣は明らかであろう。

こけしコンクール的なものも、こうしてみればときによっては無意味あるいは弊害さえ感じられるのだ。

画像は無銘(市助)戦前作24㎝と文助7227.5㎝。

 


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最終更新日  2019年10月05日 02時32分36秒
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