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![]() (参考画像) 先週のこと、久々にワタクシのキス釣りの原点といってもいい倉橋島尾立に行って来ました。昔からここに通っておられる方ならおわかりと思いますが、ココ、かなり危険な釣り場と化してしまいました。護岸沿いにたくさんのテトラが入れられ、足場が悪いの何のって、もう年寄りのワタクシにはこんな場所ムリっ!「昔はよかったな~」の部類に入る釣り場です。 ワタクシ個人の中では早いうちから大型のキスが釣れる良質なキス場という位置づけです、いやっ、でした。危険地帯となってしまってからは、足が遠のき、今では年に1回竿だしするかどうかといった超マイナーな釣り場になってしまいましたが、決してキスがいなくなったわけではございません。 ![]() この日は朝方ちょっと雨が降って、出だしはこの2連の後は沈黙気味だったものの、「移動はしない」と心に決めていたので、ポイントと天気の回復を待ってのんびり30匹くらいを目標にチンタラ釣っていくことに。 この釣り場、ホント危ないのであまりおススメいたしませんが、一番釣りにくい釣り座がベストポイントといういやなシチュエーションの釣り場でございます。ガンガン遠投しても釣れないのは瀬戸内全域に共通した釣る側にやさしい性質ですが、道具類をきちんと配置しておかないと、物がテトラの間に落ちたり、物ならいいですけど、人間もということになりかねません。ポイントの目印は何と言っても「タコ壷のブイ」ですなっ!!瀬戸内に限らず、どこの海域でも、こいつが入っているラインに沿ってキスのポイントが形成されているといっても過言ではございません。直接ポイントに投げ込まない程度の遠投力(70~80m程度)があればOKです。 ![]() ビッグママの季節はもう過ぎたとはいえ、時々こういう良型がガツーンときて、ほんとたまりませんなっ。基本は15~20cmですが、20cm超えが上手くいけば7~8匹混じるといった釣況です。 今では6~7月のピーク時期は鹿島や能美に行きますので、素通りではありますが、上手に付き合えば報いてくれる釣り場であることには変わりありません。 どの釣り場にも言えることですが、一個人が年間のほんの数日を釣っているだけですので、一年通してその釣り場にどのように魚が付き、またどのようにいなくなるのか、という判断は、一年通して通った釣り場でなければ軽はずみに判定などできるはずがございません。ここ尾立も、一年という時間を与えられたらじっくりと釣り込んでみたい釣り場であることは間違いないと思います。 ![]() たいした釣果ではございませんが、一応目標はクリヤーいたしましたので、十分満ち足りました。まだまだピンギスが多く、チャリコの活性にいたってはMAXといった感じで、非常に釣りにくいですが、徐々に秋のキス、うまくいけば落ちの荒れ食いに遭遇できるのは、やはり毎週欠かさず通った人に与えられる幸運です。「邪魔がうるさいときにどうやってそれを避けて釣るか?」というのも釣り人の腕が問われるところであります。こういう時期を避けるのではなく、あえて釣るというスタンスで自身のキス釣りの腕は磨かれていくことになるのではないか、と思う昨今の心境です。 ![]() 目ぼしい大きさのキスだけ何匹か神経締めにしました。これまでかなりの修行を積んできましたので、神経の通り道は目をつむっていても探り当てられますし、作業もハイスピードです。まったく個人的な意見ですが、小魚といえどもこれをやると、やらないよりは美味しいと思います。何事も経験。 [データ] ロッド…ダイワ モアザンAGS 121XH (ノーマル) リール…ダイワ サーフ ベイシア 25 ライン…PE06号+力糸PE2号10m シンカーなど…キャストシンカー27号+形状記憶天秤 ハリ…チンタメバル7.5号3本 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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