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釣りキチsankonの釣り日誌

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2021.06.26
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若い方はこのタイトルには、たぶんですけど、無反応もしくは??となるところでありましょうが、60代、いや50代もいけるかな?…「懐かしい~」という響きをもつ映画のタイトル。今日は倉橋島の通称(いや自称)「OK牧場」へ行ってきました。ココ「OK牧場」はその名の示唆するとおり、まさにキスの牧場です。行動範囲の狭いワタクシの経験値から言わせていただくと、その魚影の濃さという点では広島県下1~2位を争うくらいかな?もしかすると全国でもかなりいい位置にくるはず…と思われるレベル。年によってワタクシの中での1,2位が入れ替わったりいたしますが、お気に入りの能美島深江といい勝負いたします。深江はほぼ毎年記事にけっこう詳細情報を垂れ流しにしているにもかかわらず、釣り荒れませんが、こちらはいくらかデリケートな釣り場でもあり、私有地がからんでくるので詳細はスミマセン、ちょっとシークレットということで(決して私有地に立ち入っているというわけではないのですが)。シモリがあちこちに点在して、決してイージーな釣り場ではありません。何年も通ってキスのピンポイントを把握する必要があり、公開してもほとんどの人が「ほんまにキス場か?」と疑うような場所です。藻場と藻場の隙間を打ちながら移動する?というイメージなのですが、半日で2~3箇所(移動距離にしてわずか70~80mの範囲)しか移動できないくらいに、1箇所で獲れる数が半端ないです。自称「牧場」なので、ワタクシの勝手な認識ではありますが、ここで「キスを放牧している」という意識でこの釣り場とは付き合っております。以前、あまりに釣れすぎるので盲目になってしまい、連続して何度も何度もここに通っていた時期があり、そのせいもあってか?あるときからほとんど釣れない状況になってしまいました。そのあたりの反省もあり、ここ2年、この地点には立ち入っておりませんでした。で、久々の今日、復活しておりました♪使用する武器はコレ。藻場ということを考慮して、キープ力絶大のハリを選択。



 そうです。今ホットな?キスバリである「アブミ7号」「アスリートカワハギ6号」「遠投チヌ2号」です。久々にがんばって結びました。先日「マスヲ」さんからハリについての書き込みをいただき、かねてから持っていた「ハリ熱」が再燃してまいりました。最近はほんとキスに対して失礼ともおもえる怠慢仕掛けで臨んでいましたので、(←コレ、ワタクシへの文句です。市販仕掛けが悪いわけではぜんぜんありません。ちょっとこだわったらこうなる、というだけの話)久々に気合入れてやってきました。

 マスヲさんの書き込みでは「チンタメバル」をご愛用とのこと。前回の記事では書き忘れていましたが、キス釣りに「チンタメバル8号」を使うという発想も、「アブミ」や「チヌ」「カワハギ」を使うのと同じ原理でありまして、「フトコロの深さ」がテーマ。つまり「吐き出しにくさ」を狙ったもの。一般に、「吐き出しやすい」と「吸い込みやすい」は同値関係にありますが、不思議と「吐き出しにくい」と「吸い込みにくい」はこの限りではありません。小さな口のキスがフトコロの深いいかにも吸い込みにくそうなハリを飲み込んで上がってくるという現象を何度も見ていくうちに、意外とけっこう大きなものまで普通に吸い込むのでは?という推論になり、そこから「大バリ?」を使用するようになったのですが、いったん凝り固まってしまった通念とか常識?と思われていたものを変えていくのって、かなりの勇気と冒険心が要ります。ワタクシも例外ではなく、「大バリ」の効用に目をつけてからも、ハリの号数を1号上げるのに1年単位の時間を費やしてきました。最初は「細軸グレ3号」からはじめたのですが、今考えるとこの小ささなら通常のキスバリを使うのとほとんど違いはなかったのです。それだけ「キスは細軸の小バリ」という常識?にがんじがらめになっていたのですね~。今では使わなくなったキスバリ4号、5号、6号といったサイズが眠っております。数釣りに使いたいという方がいらっしゃったら、「ちょうだい!」ひとこと書き込んでいただければ、ただで差し上げますよ、冗談ではなく。という経緯で、現在グレバリでワタクシの中で生き残ったのはがまかつ「ナノグレ7号」ともうひとつはちょっと名前忘れてしまいましたし、在庫もなくなってしまっているので後日アップいたしますが、このグレバリもキスバリとしては非常に優秀で、何と言ってもフトコロの深さと軸の超短さが特徴のハリです。で、本題の「チンタメバル」と「アブミ」の違いは、マスヲさんがご指摘くださっている通り、軸の長さなのですが、ワタクシの考えでは、吸い込むときに軸の長さはややデメリットになるかな~?という印象だけで、今現在「アブミ」をメインに使っているのですが、実験したわけではございませんので、あくまでこれはワタクシ個人の先入観にすぎません。がまかつの「チンタメバル8号」の刺さりの優秀さは捨てがたいところでありますし、実際に使うとなるとどっちにしようかメッチャ悩むところであります。刺さりのよさなら「チンタメバル」、若干の吸い込みのよさの違いでは「アブミ」、キープ力なら同値、というところでしょうか。正直、シーズンによって気分でワタクシの中で流行になっている方をメインに使うといった感じで、チンタメバルはキスバリとして使うには理想的なハリと言えると思います(←この辺なかなか一般には理解してもらえないのですけど…)。
 そうそう、しつこいですけど、もうちょっとハリの話を。いったん話し出すとマシンガンのように語るタイプなもので、長文が苦手な方、すみません。キス釣りをされる皆さんは、キスがエサを完全に飲み込んだ状態で上がってきたにもかかわらず、ハリを外そうとしてハリスを引っ張るときにあっさりとすっぽ抜けてしまったという経験ございません?のどの奥のエラの柔らかい部分に軽く掛かっている状態だと思うのですが、人間側からすれば軽いフッキングでもキスにとっては致命傷です。これが海の中で起こっていると想像してみてください。考えすぎかもしれませんが、致命傷を負ったまま海中リリース。これではリリースの意味を為しません。こんなことも思いながら、日々大バリを使っております。

 ちなみに、大バリの効用がよくわかる画像が今回の釣行で一枚撮れましたので、ちょっとご紹介しておきます(決してヤラセではございませんからね)。



 こんなピンギスでも普通に掛かりますし、飲み込めないサイズですから、画像のような口掛かりがほとんどで、リリースもしやすいです。15~6cmなら半分が飲み込んでいます。25cmクラスはのどの奥にガッチリ掛かっているケースと吐き出そうとして口元に掛かっているケースが半々共存しているという印象で、ワタクシが個人的に目をつけたのが後者のパターン。〆た後のキスを使って何度も実験してみましたが、細軸のキスバリとアブミ7号サイズのハリ、両者をいったん口の中に入れて、そこから勢い良く引っこ抜くと、アブミ7号はほとんどが口の中のどこかにガッチリフッキングする一方で、キスバリはほとんどがすっぽ抜けになってしまいます。あとは「信じる」しかございません。「ほんとうにあんな大バリ口の中に吸い込むのか?」と疑っておられる方々…吸い込むんですって!スマイル
 キスバリを全否定しているわけではございませんので、キス専用バリで十分満足されておられる方は、もちろんそのまま楽しんでいただければ、と思っております。キスバリにはキスバリの薀蓄もございましょうから。しかし、もし、マスヲさんのように「バラシに悩んでおられる」方がいましたら、それはもう信じていただいて、試すしかございませんなっ。ワタクシも同じ道を通ってきましたので、お気持ちは心からよ~く理解できます。
 ちなみにエサの刺し方ですけど、ワタクシは軸からフトコロにかけてハリに沿うようにS字形に刺します。で、投げ込んで引いてくるうちにピンギスの画像のような針先が露出する状態になります。最初から針先を出してまっすぐつけると、引いてくるうちにエサがずれることが多いもので、最近はこのやり方に落ち着いています。キスの食いにも影響は全然ありません。

 さてさて、復活した「OK牧場」の話ですけど、月夜だったものですから、ためしにいつもより1時間早くから開始すると、



開始からこんな感じで、良型の入れ食い状態。ここから一歩も動かず6時過ぎまでアタリが持続。こんな釣り場、他を探してもめったにございません。



ご覧ください、このフッキングのしかた。右のは完全にのどの奥にかかっており、左のは下あごあたりにガッチリフッキングしていますでしょ!?この掛かりかたなら連掛けを狙っている最中に逃げられることはありません。OK牧場は引ける範囲が狭いので、沖でガツンときて藻の際でガツン。これで連は終了といった感じです。キスを散らさないように、藻の手前で掛けたら、そのまま藻の中を通過させて取り込みます。沖の藻の上に投げ込み、テンションフォールで砂地に着地させ、砂地をなるべく多くのアタリを拾いながら藻際まで引いてきて、藻の中をじんわり回収…こんなイメージ。リールを高速回転して回収すると、せっかく群れているキスはあっと言う間に散ってしまいます。ホンダワラのようなきつい藻の場合はこの限りではありませんけど、皆さんも普通に引き釣りしててアタリが何回かあって早く引き上げたいと思うとき、あせってリールを高速回転して回収すると後が持続しなくなることが多いので、回収には少しばかり気配りをされてみてください。ポイントから十分に引き離すまでは、「静かに滑走」というイメージでの回収をおススメいたします。


 引く範囲は狭くても、2連3漣で上がってくる。ひさびさのリズミカルな展開に酔う。



4時前から始めて9時前にはクーラーボックスが終了の合図となり、



ちょっと50匹を超えてますが、小気味よい釣りとなりました。飛びぬけてデカイのはいませんけど、25cmが二つでてます。まだアタリはガンガン続いておりましたし、エサも半分以上残ってましたので、昼くらいまでやれば束釣りも可能なレベルではあります。

2年保存しておいた甲斐があったというもの。また2年後にお邪魔することにして、ふたたび放牧状態にしておくことにいたします。

次回からは、新しい釣り場探索にでかけてみましょうかね~。倉橋・能美という狭いエリアを何年も釣ってきましたが、まだまだ人に知られていないキス場は無限にあるはずですから。





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最終更新日  2021.06.26 14:25:02
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