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カテゴリ:食べる飲む
今回の日本里帰りは、「ラーメン食べるぞー」と気合を入れて行ったのだが、結局4週間で8杯食べて帰ってきた。両親に言わせると、ラーメンばっかり食べてたように見えたらしいが、私としてはもうちょっと食べてくりゃ良かったなというのが本音である。
長野県飯田市は、別にラーメンの町ってわけではない。飯田ラーメンという言葉もないが、でも昔からあるラーメン屋さんのラーメンにはこの街ならではの特徴がある。醤油ベース、太めのまっすぐ麺。具はきわめてシンプルにチャーシュー、メンマと長ねぎのみ。麺はちょっと柔らかめに茹で上げられて、よく「伸びてんじゃないの」という人もいるが、もともとこういう感じらしい。 今回は今まで行ったことのない店にも結構行ったのだが、最終的には子供の頃から食べてたラーメンの店に戻った感じ。初めて客観的に食べたらどう思うのかわからないが、私にとっては「おふくろの味」的ラーメンなんだろう。しかもこの店がぜんぜん変わらないのである。店構えも数十年同じまま。内装に凝る様子もない。見覚えのある店内の公衆電話や天井の扇風機には油汚れの膜が…。ラーメンブームもどこ吹く風で、人気店になってやろうという力を入れてる様子もなし。でも同じラーメンをずーっと作り続けて、それに地元のお客さんがついてきたんだろな。5年後に行って見たら、同じおばちゃんが5歳年を取って、ラーメンを運んできてくれた…ってそういう感じの店。ラーメンももちろんのこと、全てが懐かしいのである…。なんて書いてるうちに、また食べたくなった(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年10月19日 18時25分02秒
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