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カテゴリ:ドラマ感想
今年のドラマも、どんどん始まりそうですが、来年自分が見返したときに、面白いように、勝手に2007年度ドラマ番付の発表をしておきます。
といっても、あくまで自分が最後まで見た作品の中(数回抜けたものも入ってます)からだけです。 ノミネート作は・・・ 1月期 1)風林火山 (NHK) (1年間よくがんばってみたドラマ) 2)ハゲタカ (NHK土9 6回)(私よりもだんながはまっていた経済ドラマ) 3)Xenos (テレ東 12回)(くだらないのに、毎週楽しみにしてた、エログロ・ギャグ・サスペンス・ホラードラマ) 4月期 4)私たちの教科書(フジ 12回) (だんなの付き合いドラマ) 7月期 5)探偵学園Q 07.7.3~9.11 (日テレ11回) (山田涼介PV) 6)女帝 07.7.13~9.14 (テレ朝10回) (ネタドラマ) 10月期 7)ハリ系 (日テレ 12回) (マジハマリドラマ) (相棒とSPはとりあえず除外) これを少ないと取るか、多いととるかは別にして、だいたい1クール2、3個が時間的な限度。そして自分でも驚いたのは、某局のドラマは、2007年は1本もみなかったということ! ともかく、早速受賞作品を発表! 最優秀作品賞&最優秀脚本賞 ハリ系(日本テレビ)&中津留章仁・及川章太郎・根本ノンジ(ハリ系) 30分X12回。少しもぶれることなく、自らが描きたかった世界を、描ききりました。 実は一皮むけば、ベタストーリーといってしまっても過言ではない話。 でもハリ系とサル系という、ファンタジックな設定で、そこにオリジナリティを追加し、一人の気弱な男の子と、はみ出したくなくて自分を偽ってしまう女の子が出会い、恋を通して成長していく普遍的な物語に仕上がりました。 正直ラス前の展開に、どうなることかと思ったのですが、最終回で鈴子が見せたあの必死さ、一途さは、強引なストーリー展開の無茶さを超えて、真っ直ぐに私の心を打ちました。 デフォルメされた設定の中に、キラリと光る真実のテーマ。 細かいところまで一切手を抜かない、ハリ系とそれを取り巻く人間関係のキャラ形成、雰囲気や小道具。 そうしたものが支えているから、ファンタジーが「嘘」にならなかった。 好きな人の顔を見て、にこっと二人で微笑みあう。 そこに流れる甘くてなんともいえない幸福な空気。 それを少ないセリフと間で演技を通して見せてもらえて、なんとも贅沢な時間でした。 最終回の最後の最後の1秒まで・・・見終わるのがもったいないような・・・見終わったあともじんわりするような、ほんとうに絵本のようなかわいい作品です。 音楽もほんわかして、いい! 2007年のドラマではこのドラマだけを永久保存版にします! DVDは3月発売です。気が向いたら是非ご覧あれ~。 といってもわざわざお金出すより、再放送でほのぼのみるタイプのドラマなんですけどね。 内野聖陽 (風林火山) これは、もう文句なし!!作品自体は脚本のムラ、演出のムラ、出演者の演技レベルにムラがあり、長い分、完成度が下がっていたことは否めない。けれど内野さんの山本勘介は、素晴らしい人間味溢れる演技で、作品のレベルを1ランクも、2ランクも押し上げていました。まさに作品を全体を引っ張っていく堂々たる主演俳優でした。 最優秀主演女優賞 該当者なし (迷演なら、加藤ローサ) 最優秀助演男優賞 松田龍平(ハゲタカ) 今まであまりいい印象がなかったのですが、このドラマはとにかくはまっていました。蛇のような薄気味悪さ・・・。今度は逆にお人よしでお茶目な感じとか、別のタイプの演技が見たいです。 最優秀助演女優賞 もたいまさこ(ハリ系) 若い二人ももちろん瑞々しい演技でしたけど、ハリ系がここまでいい作品になったのは、もたいまさこさんの演技によるところが大きかったです。いつも予想外の、心に直球放り込まれるようなセリフで、グッとさせてくれました。 新人賞(私の目に留まったという意味での新人です) 池松壮亮 (風林火山) 山田涼介 (探偵学園Q) 真木よう子(「わたしたちの教科書」「風林火山」「SP」) 貫地谷しほり(風林火山) 以上です(誰か忘れてたらごめん!) これだけ録画技術が発達した今、どうしても見たいドラマなら見逃すということはなくなるはずなのに、実際には1、2回見て、見なくなるドラマが非常に多かったな・・・。 それでも2007年も数は少なくとも、これからを期待させてくれる役者さんに出会えました。 顔だけの人は長くもたないけどw。 願わくば・・・2008年は、すばらしい脚本を書いてくれる才能にもっともっと出会いたい。 次は、1月期どのドラマをみるか、決めなきゃ! はじまっちゃうよ(笑)!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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