テーマ:本日の1冊(3686)
カテゴリ:歴史・時代小説
中学?高校?の時に習った「枕草子
平安時代中期の女流作家、清少納言により執筆されたと伝わる随筆です。 授業で暗誦させられましたよね~。 最近の暗誦ブーム(?)で懐かしくなりました。 でも、最初の方だけで思い出せないんですよね…。 そこで(暗誦シリーズ)をやってみようかなぁっと。 覚えていますか? 「春はあけぼの」 春はあけぼの。やうやう白なりゆく、山際すこしあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。 夏は夜。月の頃はさらなり、やみもなほ。蛍のの多く飛びちがひたる。 また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。 秋は夕暮れ。夕日のさして山の端いと近うなりたるに、からすの、寝所へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。まいて、雁などの連ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず。 冬はつとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭持て渡るも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白い灰がちになりて、わろし。 読んだ気になる日本の古典より ★暗誦シリーズ ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月18日 11時16分07秒
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