もうすぎ夏休みというのに全国的に蒸し暑く雨が続きそうです。今年の高気圧の特徴は太平洋高気圧がカムチャツカ半島の南で勢力を強め日本には南東に勢力を伸ばしています。そのため小笠原付近からの低気圧が日本に進み湿った暑い日が多くなっています。雲が途切れれば猛暑、雨が降れば大雨といった状況です。全国的に雨が多くなります。この傾向はずっと続きます。温暖化の影響で本来ならば冷夏になるべきですが、猛暑が続いています。
　500hPAで南西諸島に中心を持つ高気圧が西日本を中心におおっていて猛暑がつづいています。ただ、そんなに強いものでありません。22日にはアムール川付近に低気圧がやってきます。そのため西日本は上空に寒気が入ります。場所により大雨、雷雨になるので注意が必要です。北日本を中心に上空の気温は下がります。24日には秋田市で-9℃、26日には-12℃まで下がります。28日には東海地方に高気圧が現れ猛暑になりそうです。
　チベット高気圧は勢力を増しています。南西諸島から東海地方の500hPAの高気圧は太平洋高気圧の性質よりチベット高気圧の性質を持っています。猛暑に注意が必要です。