猛暑が続いています。関東地方上空850hPAには21℃゛と高くなっています。また、500HPAでも本州上の高気圧は5954mとひじょうにたかくなっています。例年ならば小笠原付近もにある高気圧の中心が引っ越ししてきている感じです。小笠原付近には高気圧が不在で例年より雲が多く気温は低くなっています。

　このような異常気象にも来週には変化の兆しが見えてきました。28日前後には500hPAのシベリア付近に高気圧が現れ北極の収束が解放されつつあります。もしかすると８月には寒気の放出北極振動が発生する可能性があります。韓国気象庁によると月末近くになりシベリアでは気温が下がってきます。ただ、寒気を伴う低気圧はカラフト付近を通過で北海道での猛暑はすぐに解放されませんが、秋らしさは感じられるはずです。

その北海道では29日に暑くなりそうです。25日から前線が南下します。そのため全国的に雨が降りやすくなります。２４日夜には東北地方北部と、関東地方の一部で強い雨が降りそうです。25日は全国的に雨が降ります。26日から27日にかけて九州北部と山口県、そして関西地方で雨がひじょうに強く降りそうです。厳重な警戒が必要です。29日から30日にかけては四国から東海地方にかけてひじょうに強い雨が降ります。災害に警戒が必要です。