|
全て
| カテゴリ未分類
| 睡眠時無呼吸症候群
| 気象情報
| ソーラー発電
| 食品情報
| パソコン
| 医療情報
| ガソリン情報
| 緊急情報アスベスト
| 健康情報
| 地上デジタル放送情報
| 交通安全
| 神楽坂
| ヤマビル
| 犬の痴呆
| 境界性人格障害
| 日常生活
| 防災
| 災害情報
カテゴリ:気象情報
暑い夏が続いています。猛暑になった原因は 1 太平洋高気圧の中心が本来の小笠原付近からベーリング海の南海域に移動していること。その原因はラニーニャ現象です。西太平洋の海水温が高く低圧部になっています。例年より5000キロほど北東にあります。しかも東西に帯状に連なっています。 2 200HPAのチベット高気圧がひじょうに強いです。地上から850HPA付近あるいは700HPAは低気圧になっています。およそ3000m以下の低圧部から上昇した暖かい乾燥した空気が500HPAから100HPAにかけて放出されています。その乾燥した暖かい空気が日本上空に入っています。850HPAでは南から湿った空気が入り上空の乾燥した暖気と下層の湿った空気が日本でぶつかっています。湿った空気が急激に乾燥し蒸発するので気化熱が発生し空気が冷えて積乱雲が発達しやすくなります。200HPAの高気圧は東に張り出し4日から8日にかけて一部がちぎれて日本上空に入ります。日本は4日から8日にかけて異常高温になります。 3 北極振動が8日あたりから始まり偏西風の蛇行が激しくなります。低気圧と低気圧の間は高気圧になりますが、ベーリング海の南海域の太平洋高気圧とほぼ同じ緯度にあるためそんなに強い低気圧や前線が発生しません。性質が似ているためだと思います。それでもしだいに北極振動が強まれば盆前後から北日本から涼しくなってくるものと思われます。
NOAAによると500HPAは、ほぼ゛中旬まで平年より気温は1℃高くなります。850HPAは10日からは2℃低くなります。ただNOAAもやたらに修正するので最新の情報を入手しなくてはなりません。 どのくらいの猛暑になるのかというとピークは5日から7日です。500HPAでの秋田市は-3℃から-1℃の予想で九州は0℃というところもあります。東日本から西日本までそんなに差はなく気温は高いです。850HPAでは6日夜に21℃を予想しています。 韓国気象庁によると9日あたりに北日本で前線が南下してきますが、チベット高気圧が強く西日本までの南下はない見込みです。台風は小笠原付近から南のフィリピン付近が雲に覆われ日照不足のため水蒸気の発生による上昇気流が抑制されています。台風の発生は今のところ少ない見込みです。 気象庁は猛暑はも8月いっぱい続くと予想しています。今のところNOAAは13日から全国的に気温が下がる予想です。北極振動が盆前後から始まります。この規模と期間がどのくらいになるのかが、今後の猛暑の行方と関係してきます。経験のないほどの猛暑とその長さなので気象庁を始め関連機関の予想はたいへん難しいものと思われます。 それでもこんなに長い強烈な北極の寒気の収束は珍しく反動が恐ろしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月31日 09時23分46秒
コメント(0) | コメントを書く
[気象情報] カテゴリの最新記事
|
|