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こんな文章も書いていました。その時の私は、今の京都人さんと同い年くらいだね。(^^;) --------------------------------------------------------------------- 1995.10.20 人の批判をするときの覚悟 「人間理解は命懸けの仕事です。」臨床心理学者、河合準雄さんの言葉である。それだけ、一人の人間を理解することは難しいという意味である。だが、一番世の中で理解しにくく分からない人間は、誰しも自分自身ではなかろうか。自分で自分に自信がないから、人の評判に一喜一憂してしまうのである。 けれど、反対に人の欠点はよく見える。「あの人は○○でね、この人は△△なのよ。」等々、噂話が嫌いな人はまずいないであろう。そして、それが高ずると、「よし、あの人に一言言ってやろう!」ということになる。 が、しかし、ちょっと、そこで待ってほしい。あなたは言い放つことで気持ちがスッとするかもしれないが、聞かされた相手はどんな気持ちになるの?あなたには相手から批判されるような欠点はないのかしらん...?時間を掛けてじっくり考えてもらいたい。もし、そこまで考えてもなお、物申したいという気持ちが強ければ、もう止めはしません。思う存分言ってあげてください。だけど、相手から批判されても、それを冷静に聞こうという覚悟だけは持ってね。 大人になると、プライドが高くなるため、なかなか忠告がしにくくなる。せっかく相手のことを思って言った一言が、逆に相手を怒らせ、人間関係を悪化させてしまうかもしれない。だから、そんな世知辛い世の中で、自分に苦言を言ってくれる人には、謙虚に耳を傾け最大の敬意を払わなければならない。 言いたいことがストレスなく言い合えて、お互い人間として高め合っていけたら、こんなに幸せなことはない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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