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2017.11.22
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カテゴリ:長生きの秘訣

 おはようございます。福島市 さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘高齢女性も中等度以上の運動で死亡率低下?’という報告です。

 米・Brigham and Women's Hospitalの研究者らは、Women's Health Study(WHS)の参加者1万8, 289人を対象に、ウェアラブル装置を用いて測定した身体活動と死亡の関係を検討。その結果、高齢女性では身体活動量と強度が高い方が死亡リスクの低いことが示されたと報告した。参加者には、高強度の活動だけでなく低強度の活動や坐位行動もより正確に測定することができる3軸加速度計を郵送。1万7,708人が7日間装着し、1万7,466個でデータを記録。1日当たりの身体活動量、中等度~高強度の身体活動時間(分)、軽度の身体活動時間(分)、坐位行動時間(分)との関連を検討した。

 身体活動量は死亡と逆相関し、最低四分位群と比較した最高四分位群の危険率は0.44倍であった。中等度~高強度の身体活動と死亡はさらに強い負の相関を示し、最低四分位群と比較した最高四分位群の危険率は0.35倍に低下していた。心血管疾患やがんを有する参加者およびベースラインで健康状態を「まあまあ/不良」とした参加者を除外した感度解析でも、同様の関連が確認された。

 同研究者らによると、主に中等度~高強度の身体活動に関する自己申告を基にしたこれまでの研究では、身体的に活発であることによる死亡リスクの低下は20~30%と報告されていた。今回の研究では、身体活動量と死亡リスクに強い負の相関があることが示され、中等度~高強度の身体活動は60~70%の死亡リスクの低下に関連していた。

 米国心臓協会(AHA)は65歳以上の高齢者に対し、週に150分以上の適度な強度の運動、または75分以上の高強度の有酸素運動(またはその組み合わせ)、および2日以上の筋肉強化運動を推奨しており、今回の研究の結果はこれを支持するものである。しかし、軽度の身体活動の増加、あるいは坐位行動の減少による死亡リスクの低下は認められなかった。これについて、同氏らは「軽度な身体活動が今回検討されていない他の健康アウトカムに有益でないとはいえない」と強調している。

 この報告も考えてみればある意味、当然と言えば当然の結果でご高齢の方で中等度以上の運動が出来る方々はかなり健康状態が良い方が多い訳ですから...自然と死亡率は低くなるのは当たり前かも?知れません。ということは翻って考えればご高齢になられても中等度以上の運動が出来る様な体力を若いうちから付けておく...これが長生きの秘訣なのかも?知れません!   


           






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Last updated  2017.11.22 04:58:08
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