カテゴリ:兵庫県の道の駅
さて、母の強い要望で、道の駅「あいおい白龍城」へ急ぐことに・・。
播磨いちのみやから約1時間ちょっと、たつのから国道2号線に合流、JR相生駅東側の立体交差から、標識にしたがって左折、県道を経由して突き当たりを右折して国道250号線に入り500mあまりのところに目指す道の駅がある。 道の駅「あいおい白龍城」 毎年5月には相生ぺーロン祭りが催され、男衆が初夏の相生湾で競漕ぺーロンでの力勝負を競う。 ところでぺーロンとは・・。 西暦紀元前300年頃、中国の戦国時代、湖南地方で楚の名宰相屈原(懐王を助けて善政を敷いたことに由来)が彼を妬む者の策略で失脚。その後間もなく懐王は、秦の軍勢に捕えられる。 屈原は、楚の国運をなげいて汨羅という河に石を抱いて身を投じる。人民はこれを非常に悲しみ、「ちまき」を作って河に投げ、龍船(白龍)を浮かべて競漕し、その霊を慰めたことに端を発する。 ペーロンは「白龍」の中国音のパイロンが訛ったといわれる。 なんと屈原の霊を慰めるためのものだったのか・・・。 そのぺーロン、日本には1655年、長崎に伝来した。 来日した中国船が強風で、長崎から出航できなかったときに、海神を慰め、波風を鎮める為にぺーロン競漕を行ったことがルーツとされる。 何故長崎のぺーロンが相生に伝わったのか?という疑問があるのだが、大正11年に長崎出身の播磨造船所(現在のIHI?道の駅の相生湾をはさんだ対面にある)の従業員によって伝えられたそうである。 以来相生ぺーロン祭りとして定着した。 ちなみに長崎、相生のほかには熊本・天草、境港、びわこなどでもぺーロンが伝わり、全国に定着した。 ちなみにこれがぺーロン 日の丸の横にはドラが・・・。 あいおいぺーロン城 ちなみに2Fの小庇(こひさし)部分は露天風呂なのだ・・。 ここの温泉は弱アルカリ性の含弱ラドン、ナトリウム・カルシウム泉、あまり熱くないのでいいのだ。 今日のように寒い日は身体ポカポカ、頭ひんやりの露天風呂が気持ちいいのだ・・。 (血圧が高い人にはお奨めしません) 目の前は相生湾、IHIの工場が目の前だが、とりあえずオーシャンビューなのは間違いない。 母も1時間くらい入っていたらしく、満足だったらしい。 はたして、温泉に行くために相生くんだりまでドライブすることに、どれほどの意味があるのかはわからないが、タイミングよくやってきた寒波のため、あちこちぶらり見て歩き・・とはいかんかった。 以上、走行距離550kmだけの兵庫県の道の駅めぐりでした。 次回はもう少し内容のあるレポートをしたい。 道の駅あいおい白龍城のホームページはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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