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2008年07月09日
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テーマ:京都。(6114)
カテゴリ:お散歩 京都
 さぁちゅんです。

この前の土曜日、35℃を越える暑い暑い日、お散歩に行ってきました。

真如堂の山を下り、「哲学の道」へとやってきました。

「哲学の道」は、北は銀閣寺に始まり、南は永観堂の北東にある若王子神社まで続く、疎水に沿った散歩道です。

京都の哲学者、西田幾多郎がこの道を思索にふけりながら散歩していたことから「思索の小径」と言われていました。

その後、西田幾多郎の愛弟子田辺元や三木清らも好んでこの道を散策したことからいつしか「哲学の道」とも言われるようになり、1972年に正式に「哲学の道」と名付けられました。

今回は法然院のあたりから南に向かいます。

春の桜の時期には、とても多くの人でにぎわい、考え事をしながら歩くなんてとても出来そうにありませんが、それ以外の時期には人影もまばらで散策にはぴったりです。

ちょっと前までは、特に冬場には女性の一人歩きは危ないのでは・・・と思うくらいでしたが、現在は、お店がたくさん出来、昼間はいく分人の目があるようになりました。

それから・・・以前の哲学の道は、犬の落し物があまりにも多くて、下を見ながら気をつけて歩かないとふんづけてしまいそうでしたが、京都の愛犬家の皆さんのお行儀が格段によくなったらしく、ここ数年は犬の落し物はみかけないようになりました。

小さなことなんだけど、とってもうれしいワン!

7.5 089

黒谷も真如堂もうだるような暑さだったのに、この哲学の道はとても涼しくて、木陰の風が汗ばんだ肌に心地いいくらいでした。

7.5 090

もう時期が終わってしまった頃ですが、哲学の道の疎水では自然にゲンジボタルが生息しています。

ところが・・・、

7.5 084

哲学の道には鯉もいるんです!

なんとこの鯉は、捨て鯉なんですって。

観光客のウケがよくて喜ばれている一方で、鯉がホタルのえさを食べてしまい、ホタルが減ってきているというのです。

なんだか複雑ですね。

7.5 098

桜の木が途切れ、両岸に大木ばかりが目立つようになると、まもなく終点の若王子神社に至ります。

若王子

若王子の前の坂を右方向にくだると、鹿ヶ谷通の永観堂~南禅寺へと続く道です。

坂を振り返って見ると、なんだか懐かしい風景です。

私は昔からこの風景がとても好きなんです。



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最終更新日  2008年07月09日 10時05分45秒
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