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テーマ:本日の1冊(3686)
カテゴリ:あ行 男性
評価:★★★☆☆
連作ミステリー短編集。 --- 梗概 ------------- 学生時代、美貌・才知・人柄の三拍子揃った才援の友人並子に、政子は団地の公園でばったり会った。並子はあいかわらず若々しい。なんと内職に私立探偵をやっているのだそうだ。毎日が退屈の政子は、さっそく日頃気がかりにしていることを相談した...。「おむかいの奥さんは2人いるみたい」。こうして政子がワトソン役の「探偵局」が出来たのだが。(「BOOK」データベースより) ----------------------- 推理と現実が食い違うときは、現実の方を疑ってかかるべきよ (P215より)
赤川次郎先生の作品は独特の筆致と世界観で、好きです(*´∀`*) この作品も例にもれず。ライトでさくさくっと読める。設定がおもしろい(団地妻が探偵するなんてっ)。ユーモアたっぷり。
イライラしたり行き詰ったりして読書どころじゃないときにでも読める。というかそんなときにこそ読むといい。(現在の私は別にイラついてもいなけりゃ行き詰ってもいませんよ?(笑)) さらさらっと読めてまるでお茶漬けのような作品だけど、ミステリとしても上質。人殺しなんかも不思議と陰惨な気配を感じさせないのが赤川作品の魅力の一つだと思います。 === 21冊目 読了 === お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月11日 12時06分15秒
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