2010/10/25(月)23:42
ジャパンカップオープンロードレースレポート
湘南新宿で寝ていたらあっという間に宇都宮到着という輪行で金曜移動。
受付兼宿のコンセーレまでゆっくりと自走し荷物を預け試走へ。
一周ゆっくりと、古賀志はきついので自然にある程度の強度に。
移動+試走で40kmほど。
軽食をしてからライダーズミーティングに出席し買い出し。
落車のケガがあるので風呂は入らず軽くシャワーのみ。
夕食は鮭いくら丼と焼きうどんなどでそれほど多く食べず。
22時過ぎ就寝
7時頃起床
パン、パワーバー、ヨーグルトなどの朝食をレース三時間半前の7時半にある程度しっかりと。
同行者がいたのでタクシーでスタート地点へ。
交通規制後だったので迂回路を通りスタート地点近くまで
右腸脛靭帯と腰にキネシオテープを貼る。
天気がよく日差しは暖かいが脚全体にホットクリームとベビーオイルを塗る。
厚着をして身体はけっこう温まっていたのでウォームアップは短めに。
スタート地点から鶴へ(コースと逆方向に)ダンシングも交えて何度か登る。
装備は夏用インナーを着てアームウォーマーは使わず(レース中少し暑いかなと思う時もあったが、寒さが苦手な自分にはちょうどよかった)
ボトルはCCD一本
カーボショッツは三つ持つ(実際使用したのは一つ)
持久力系スポーツの必携品!【メール便対応可!】カーボショッツ★お試し6味セット★価格:1,500円(税込、送料別)
11時05分スタート
いつもどおり最後尾から。
最初の古賀志は焦らずに、今回は無理に位置を上げることはせずに走るが、厳しい登りなので余裕があるというほどではないか。
やはり中切れは発生だが、人数が多いので平坦で合流。
それほど無駄脚は使わずに済んだか。
登り区間に入る前の平坦では多少脚を使って前方へ位置を上げて、二回目の古賀志は集団先頭が見える位置で。
イナーメがペースを作る。
三回目の古賀志は、その前の鶴へのアプローチでかなり手前からペースが上がり集団は縦に伸びる。
これは古賀志でふるい落としがあるなと用心して。
古賀志は、イナーメ、なるしまあたりがペースを作りけっこう速いが付いていける。
人数は一気に減って15名くらいかも、と自分にとって願った展開かと思ったが、やはり平坦で追い付いてきてまだ集団はある程度の大きさ。
逃げは少人数で差が大きくはつかずにという展開だったか。
なるべく脚を使わずに走ってきたつもり(先頭交代に加わるのも少しだけ)も、脚に徐々に来ている。
四回目の古賀志はきつい。
強い選手は前方で、中切れも発生している。なんとか粘り、集団最後尾で下りへ。
しかし、自分の前のフジの外人さんの下りが遅い…。
明らかに下手というのではなく、ジワジワ前との差が広がるので抜くことも出来ず(輪島で落車したこともあり無理はせず)
九十九折りを抜けると前はもう見えない…。せっかく登りで粘ったのに…と思うが、ここは冷静になって次の手を考える。
フジ、自分、高校生の三名になり先頭交代するが、やはり明らかに自分の緩斜面の下り平坦での速度は遅い。
追い付く可能性は低いと思い後ろを見ると集団が出来て追ってきたのが見えたので無駄脚はなるべく使わずに合流する。
前のペースも上がっていなかったようで追い付く。
メイン集団に追い付いたが、かなりきつくなんとか集団に付いていくだけ。
次の鶴、古賀志は厳しいが力を振り絞る。
鶴で脚(四頭筋)がつり出すが耐えて。
今季はBRで走っていたので味わえなかった限界まで追い込まれる感覚は久しぶり。
古賀志では集団後方で耐えたか、後方集団で下りで追い付いたのか思い出せない…。
確かここの古賀志の前半でワンツーのラバネロが踏み込んだのが見えたように記憶しています。
皆限界状態に近くなってきて、下りでは二、三人落車しているのが見えたか。
平坦でも付いていくだけでつらく、最後の登り区間は厳しいのは明らかだと分かるがなんとかくらいつければと。
しかし、鶴に入ると離される。
シマノのニュートラルカーが一度は自分を抜いて行くが、登りきるところで踏み直しなんとか集団最後尾にへばりつく。
最後の古賀志は脚が重くつっていてもう踏めない。単独になって下りへ。
平坦に入ると脚が本当に動かず進まない。
BSエスポワールが一緒になるが同じくノロノロ走行。
最後は後ろから来たコムレイドと竹芝に連れて行ってもらいなんとかゴールにたどり着いたといった感じ。
今季最終戦で一番きついレースになったか。
やはり高いレベルのレースはついていくだけでもかかる負荷が全然違います。
実業団BRであれば、結果を度外視して走らなければここまではとても追い込めない。
今季BRで一緒に走った選手で完走したのは、CUBE、ユーキャン、竹芝、ヴィテスなど強いと感じていた選手達。
レースを重ねることで実力を付けていくにはやはり上のレース(TR)で走る方が。
レース前半は集団前方で走ることが(余裕がまったくないというわけではなく)出来ていたので、高負荷の連続への耐性がやはり重要。
体重は全日本実業団の時よりも少し重いが、これ以上体重を減らすのは(ヒルクライムに特化するわけではないので)効果的とは言えず、やはり出力を上げたいところ。
来季に向けては、最近出来てきだしたスプリントを練習に上手く組み込むことで筋力の強化をおこなえれば。
ダンシングは余裕のある時には入れられたが、後半きつくなってからは腰を上げられない。
各周の通過順位。
これを見ても残り二周までは集団で通過し、その後の古賀志で勝負が決まった展開。
結果を見ると逃げが決まってその後にメイン集団のように見えますが、遅れた自分が一気に離されたわけではなくノロノロ登っていた選手達もメイン集団にいるので、脚がなくなった選手がメインに残されたと言った方がいいように思います(自重した選手はいないのでは)
振り返ると今年の展開は、毎周の古賀志でのふるい落としに残った選手(+逃げから粘った選手)が先頭の八名。
ジャパンカップオープンは本当に厳しいレース。
ここで入賞するにはTRレースで一桁順位に入れるくらいの実力が必要なのではないかなと。
このレースの表彰式は素晴らしく花束ももらえるので、ここでの入賞は(とても難しいですが)来季もシーズン後半の大きな目標として精進を重ねたい。
山岳賞は中京大
入賞には程遠い結果ではありますが、今回は今の自分の力を余さずに出せたと思うので、今季はいいレースで締めくくれたと思います。
今季最終戦なので実験的に、レース後栄養補給をせず(レース中はカーボショッツ一つ)にどれくらいの時間で空腹感がくるか見ると、四時間で一気にハンガーノックのように。
クリテ観戦に行こうと思ったが、交通規制&周辺の渋滞で近づけず。
宇都宮城址へ行って見ると、きれいになっていてビックリ。
何年も前に来た時はほとんどただの野原だったのではという記憶が・・・。
日光へ移動して宿泊。
バイキングの食事は美味しかった!
翌日はプロレース観戦へ。
ジャパンカッププロレース観戦記へ続く予定。
走行距離
110km
レース前5km、レース80km、レース後25km
装備
Derosa KING3+前EC90SL、後EC90AERO
コンパクト 50×34 11-23
6.8kg
アップダウンコース決戦仕様
最近気になっていたイーストンホイールのハブはきつめに締め込んだのでレース後もガタ出ず。
人気blogランキング「自転車カテゴリー」へ
本日はノーライド
宇都宮が寒かったせいか、シーズン終了で気が緩んだのもあるか、鼻水が出て少し体調がよくないかも。