カテゴリ:映画
最愛の夫ジェリーを脳腫瘍で亡くしたホリーは、失意で電話にも出られず自宅に引きこもっていた。
ホリーの30歳の誕生日。届いた贈り物を開けてみると、そこにはテープレコーダーに入ったジェリーからのメッセージが。思わぬプレゼントに喜びと驚きを隠せないホリー。 その日から、メッセージの通りジェリーからの手紙が次々とホリーのもとに届くようになる…。 恋愛映画はめったに観ないのだが、この作品は久しぶりに観たいと思った。 最愛の夫を無くした妻が、その亡き夫から届く手紙で自分を取り戻していくという設定と、 「君は僕の人生だった。でも僕は君の人生の一部でしかない。新しい恋を恐れないで。」という キャッチコピーにやられた。しかも、主演が演技派女優ヒラリー・スワンクというのにも惹かれた。 期待に胸を膨らませ、久しぶりに観た恋愛映画だったが、正直なところ期待外れだった。 ホリーが立ち直っていく過程も、生前の夫との幸せな生活の描写も、手紙に導かれるイベントも、 なにもかもが中途半端で魅力的な設定が活かしきれていない。 ヒラリー・スワンクはさすがに上手いが、夫役ジェラルド・バトラーの魅力不足でバランスが悪い。 周りの友人たちも個性的なキャラを作っているが、物語に十分生かされておらず、気持悪いだけ。 なによりも、登場人物たちの恋愛感が感覚的に合わなくて、楽しめなかった。 ちょっと捻くれた恋愛映画は好きなんだけど、こういう直球勝負の作品はやっぱり苦手だなぁ。 また恋愛映画からしばらく遠ざかりそう。 この作品、設定自体は悪くないので、日本映画として作ると案外いい作品になりそうな気がする。 お涙頂戴路線ではなく、静かで胸にグッとくる感じで仕上げれば。 ■P.S. アイラヴユー ![]() おすすめ度(3点満点): ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月02日 01時08分39秒
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