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カテゴリ:坂木司
3/23(土)
こんばんは。 昨日は久しぶりに飲んでしまいまして、帰るのが遅かったのと、今日仕事だったので、ブログ更新が出来ませんでした。 桜が早くも見頃ですね。 今日は天気がよかったせいか人出が多かったですね。 休みが明日だけかと思うと全然足りないけれど、有意義に過ごしたいと思います。 サクッと更新でお許しを。 坂木司『大きな音が聞こえるか』角川書店。 八田泳は裕福な家庭に生まれ、その名前にはサーフィン好きの父・淳一の想いを込められていた。 泳はサーフィンに興味を示し、サーフィンの魅力にのめりこんでいった。 そんなある日、ブラジルの終わりのない波「ポロロッカ」の存在を知り、ブラジルへと行くため、親友の二階堂とともに夏休みをアルバイトにあてることにした。 (*)別名、海嘯(かいしょう)とも言われ、は河口に入る潮波が垂直壁となって河を逆流する現象のこと(脚注 by scratch) 初めてするバイトは厳しさを知るものであったが、それにも慣れ、夏休み後にバイトに入った中華料理店「南仙」では、そこで働くエリに叱咤されながらも新たな経験を積んでいく泳だった。 そうして旅費のメドがたった泳は、ブラジルに在住する叔父の剛の了解を得たうえで、両親にブラジル行きを打診した。 父に猛反対を受けるも、母の応援もあって泳のブラジル行きは了承された。 ブラジルへと渡り、剛を訪ねる泳だったが、剛が出張でブラジルを離れることになり、泳は日系人である山本のもとで世話になることになった。 ポロロッカでのサーフィンを夢見る泳は、ついにヴィンチ号というチャーター船に乗船できることになった。 良いタイミングで剛が出張から戻り、世話になった山本家を後にし剛とともにマナウスに向けて旅立った。 同乗者は、CM撮影のためにアメリカからやってきた「チーム・ジリオン」の4人とヴィンチ号のクルー3人、剛と泳の計9人だった。 アマゾン上流へと向かう9人に時にぶつかり、時に協力し合いながらも、だんだんと目的に向かって一つになっていくのだった。 そして、ついにポロロッカを迎えるのだった・・・。 最近注目を集めつつありますね。 以前このブログで紹介した『和菓子のアン』で一気にブレイクしましたね。 よかよか! この作品は今までとややテイストは違うけれど面白く読めました。 しかし、この単行本の高さは何とかならないかな。 円安はこういうところにも響いてきますね(笑)。
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