魅惑のコンビニ語法
今日、車に乗ってるとき、歌番組にaikoが出てたので、信号待ちしてる間だけでも見ようと思ってわざわざ裏道から幹線道路に出たのです。なのにこういうときに限って、ウソみたいに信号にひっかからないのですね。。汗それこそ100mごとに信号があるような道なので、けっこう信号にひっかかるのですよ、普段なら。。それがですね。。とうとうaikoが歌い終わるまで信号にひっかかりませんでした。。なんか不思議とこういうことって起きますよね、世の中って。。「嗚呼、もう手遅れだよ。いまさら信号で止まっても、もう遅いんだよ。。」なんて、軽くグレながらセブンイレブンに向かいましたよ。。明日の朝、食べるパンを買いました。メープル・シュガー・ブレッドという、その名の通りのパンを買いました。で、本題はここからです。レジの若い人にお会計してもらってたとき、こう言われました。「こちらのほう、温めることが可能ですが?」ま、あれです。あえてそう聞いてくるってことは、このパンは温めて食べてもおいしいということなんでしょうし、私だってそれが理解できないアホではないのですけれど。。パンを温めてもらうかということより、なぜそんな遠回しな言い方をするのか? ということのほうが気になったのです。笑。温めることが可能って。。んなこた見当つきますがな。。汗魚だってコップだって本だって氷だって、なんだって温めることはできます。問題は温めてみることが適切な行為かどうかということにつきるわけで、そこのところをこちらが「察する」こと委ねるってのは、どうなんだ? と、おぢさんは思うわけです。なぜストレートに「温めて食べてもおいしいですがどうしますか?」と言えないのだろう、なんて考え始めるとまったくキリがなくなります。しかも(これはよく言われていることだけれど)、「こちらのほう」もなにも私はパン1個しか買おうとしていない。。「こちらのほう」という言葉が前提にしている「もう一方」はなんなんだろうか? 私が買わなかったすべてのパンかっ? ひょっとすると遠回しにこのパンを買うことを考え直せといわれているのかっ!? なんてことも考え始めるとまったくキリがなくなるのです。いや。。まじで。。ひさびさにコンビニ語法の迷宮に誘いこまれました。