スティーブ・ジョブス
アップルの生みの親が、今日56年の生涯を閉じた。最後にテレビで見たときに、ずいぶん調子が悪いんだろうなと思ってはいたが、それにしても早すぎると思う。自分はMacやiPhoneのユーザーではないけれど、iPodはしっかり使っている。本当にアップルの製品をたくさん持っている知り合いは、凹んでいることをSNSで語っていた。すごいなと思ったのは、スタンフォード大学の卒業式の式辞の内容だ(Youtubeで簡単に見られるはず)。15分近くにわたるが、シンプルで、しかも心に響く。まさにジョブスのそれまでの生き様を凝縮した話だ。もちろん、いつもどおり語りかける姿にも惹きつけられる。自分は今どうなのだろう、自分の直感に正直に生きているのだろうか。明日死ぬかもしれないと言われて、本当に心の準備は出来るのだろうか。裸の自分をさらせるのだろうか。今とても忙しくて目が回りそうな状態なのだが、そんな自分にはずしりと重い言葉だ。何度もかみしめるべき言葉なのだろうなと思った。ご冥福をお祈りします。