(写真)の木製カモ人形はデコイと呼ばれています。カナダで買った(ちょっと自慢)。普段は家の中で犬と遊んでますが、たまには一人になりたいというので、家の池で水遊びをさせてるところです(ウソです)
で、これは鑑賞用ですが、本来は実用品です。欧米でカモのおとり猟に使われていて、日本でも行われています。細引きやワイヤーにいっぱいつないで川に浮かべ、「あ、仲間がいるじゃん」と安心して飛んできたところを、ドカスカ撃つわけです。
前回紹介したカベラスにも、デコイをはじめハンターが隠れるカモフラージュ用のテントやなんかが種々、掲載されてます。カベラスじゃないですけど、カラス用もあって、畑なんかに点々と差しておいて鳴き声の入ったテープを流したりしながら使うそうです。カラスには縄張り意識があるっていう人もいますから、それを逆手にとった方法かもしれません。
大きな川の流域には住んでいますが、船を出したり鳥屋をかけたりできるほどではありませんから、こういう猟にも憧れます。犬もいないので、カモ撃ちをする時は、渓流釣りのウエーダーを履いて回収用の網を担ぎ、浅瀬を上流に向かって歩きながら飛び立つのを撃つという名付けて「せせり猟」。もっとスマートなバードハンティングしたいもんです。