(写真)は先日、食害防止用のネットにかかったシカのもも肉。実際、私は解体の手伝いはほとんどしてなくて、写真を撮ったくらいなので分け前を貰う立場にはなかったんですが、「せっかく来たから」と背ロースともも肉を貰いました。背ロースはいつものように冷蔵庫でしばらく寝かせて焼き肉。もも肉は、きのう(7日)のブログの真空パックのを使って早速、密封!
で、生肉を真空パックする時にはいくつかの方法があります。今回、「網で獲れたシカ」ということもあり、肉に血が回るようなこともなかったので、無駄なくおいしく使えそうです。そこで、スライスせずに、ブロックのまま保存します。ここでポイントになるのは、凍らせてからパックすることです。逆にすると、袋の中で肉の水分が凍って縮み、密封できません。つまり、ただのビニール袋に入れてるのとおんなじになってしまうのです。分かりにくいかも知れませんが、(写真)の肉は凍っています。
さて、冷凍はどんぶりなどに肉塊を入れ行います。すると、肉はどんぶりに凍り付いて離れません。そこで、水を入れた鍋などにどんぶりを浮かべるとあーら不思議。肉がどんぶりからツルンと離れます。それをパックするわけですが、衛生に配慮してこの間、直接肉に触らないようにします。