(写真)はダッチオーブンを使った鶏の蒸し焼き。先週末、知り合いが作っているダッチオーブンの愛好会が年に1度のパーティーをやりました。キャンプ場を借り、互いに持ち寄った鉄鍋で自慢の料理を作り、会費を払って参加した人たちに味わってもらうという趣向です。元来、グループ行動が嫌いな私は、有害駆除ができる―というだけで猟友会に入っているようなところもあり、当然、山岳会やダッチオーブンの愛好会にも入ってませんが、誘われるとホイホイ行ってしまいます。
で、愛好会のメンバーは素材にこだわります。(写真)の鶏は名古屋コーチン。タイやスズキの塩釜焼きなんかもありましたが、なーんと仙台から取り寄せたと言ってました。素材はもちろん大事ですが、私はありふれた食材でもダッチオーブンでおいしく作る―というのをモットーにしてるので、高価な食材にはこだわりません。私がダッチオーブンで作ってるシシチャーシューやシカローストだって、弾代も含めりゃ高価で希少な食材です。
さて、今年私がうまいと思ったのはポールが作ったメキシカンブレッド。小麦粉やコーンパウダーに卵やチーズ、香辛料、トマトソースなどを混ぜて練って焼いた発酵させないパンです。素材のうまさを引き出すのも大事ですが、料理はやっぱりある程度手間、かけないとね。