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2005/10/27
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カテゴリ:宗教を知る
お釈迦さまの教えは、口伝によって弟子に授けられた。
そのため、お釈迦さまが入滅すると、弟子たちの間に聞き違いによる異同が生じた。
弟子たちはそれらを修正して経典にまとめ、以後の弟子は書き写していく。
これが写経のはじまりである。
日本の仏教は、奈良時代に国家の助力を得て飛躍的に発展した。
その際に多くの大寺院が建立され、官立の写経所が設けられた。
写経所では国家鎮護の経典といわれる「金剛明最勝王経(こんごうみょうさいしょうおうきょう)」と「法華経(ほけきょう)」をはじめ多くの経、律、論などが書き写された。
印刷技術の発達した現代でも写経は僧侶や一般の人々に受け継がれている。
目的は仏への帰依や心のよりどころとして、本人または家族の安全や病気平癒などさまざまである。
しかし、雑念を捨て、心を込めて一字一字を書写することで得られる心の安らぎは、すべての人に共通するものである。
それは仏の教えを身体全体でいただくことなのである。
写経をはじめよう、と決心したとする。
ところが、多くの人はどのような道具をそろえ、どのような作法で行えばよいのか、わからないことだろう。
一連の流れを知るなら、写経会を行っているお寺へ足を運び参加してみるのがよい。
お寺は敷居が高いという方はあまり形式を気にせず、とにかくはじめることである。
作法や用具にこだわりすぎて、せっかくの決心が無になってしまうことはよくある。
また、現代人は仕事や育児、勉強など、多忙な日常を過ごしており、時間をつくるのは大変であるが、時間はつくるものである。
「定年したら」「育児が終わってから」と言い訳を考える前に行動に移す。
「思い立ったときがはじめるとき」である。


お経は唱えるだけではなく、聞いても写しても功徳があるという。
そして観るだけでも同じように功徳があるそうである。




(「お経がわかる本」 藤井正雄/総監修 (株)双葉社/発行 より)


〔 わが家の宗教を知るシリーズ 〕






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最終更新日  2005/10/27 04:08:55 PM
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