草莽の記    杉田謙一

2008/04/29(火)23:58

殉国七士の墓 墓前蔡に参加して

三ヶ根(8)

今日は昭和の日。 みどりの日からの変更で、意義が明瞭になったことは喜ばしい。 三ヶ根さんではこの日、慰霊碑のお掃除や各慰霊祭が様々の場所にて開催されていた。私は比島観音に安置されるすべての慰霊碑に手を合わせ、感謝の気持ちを表した。 いかなる方も、私の人生の何百倍も尊い生き方をされたと思うと申し訳なさに胸が一杯になる。生きている自分が体験するどんな苦労も、なくなられた方々の人生と比べたら、遊びにすらならない。  三ヶ根ゆーとぴあにて講演会にさんかした後、殉国七士の墓墓前蔡にのぞんだ。 講演は、元民社党委員長、塚本三郎先生。東條由布子さん。そして映画監督泉さん。「凛として愛」の監督である。次回作の案を伺った。思いテーマである。是非、期待したい。 そして「日本人が知ってはならない歴史」の著者でもあり教育者でもある若狭和朋氏。参加者は120名ほど。  ついで墓前蔡。二時より。主催は奉賛会。250名ほどか。板垣正元参議院議員でありご遺族である。東條家より代表として東條敏夫氏などゆかりの方たちがお見えである。祭主は福富様。58回目の墓前蔡である。地元町長や商工会など地元の名手の方々のご参列いただいている。身の引き締まるお祭りである。  再度ゆうとぴあにて有志が集まり会合。その場で再度泉監督のお話。また山口先生のニューギニア慰霊のお話を伺う 。  皆様の前で私も長野聖火リレーについて報告させていただき、その非道を語った。また石破防衛大臣のウイル6月号上での問題発言についても紹介し、彼の更迭を求めた。しめは東條由布子女史。二部あったハルノートの事などを、若狭氏の本から例を引き熱く語っていただいた。  思えば敗戦時、武力戦から思想戦に移る際に、気概ある識者はパージされ、言論界から追放され、たった数年で、国家の自立意識や戦争目的を消滅放棄させられてしまったのでした。  GHQがNHKの放送に巧妙に占領軍歴史観を導入、「真相」シリーズを打ち出し、いかに無謀な戦争を軍部がなしたのかを刷り込ませて行ったかは、桜井よしこ女史「真相箱の呪縛を解く」などにより明らかにされてきたとはいえ、ほとんどの国民に知らされてもおりません。  しかし、敗戦ショックの時代はすでに終わりを告げました。国民の健全な発想がここに来てやっと発揮される時代が来始めたのです。  青年が多く参加してくれて様々に提言や通信を出していることに力づよさを感じて、満足感を覚えることができた1日であった。

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