草莽の記　　　　杉田謙一

地域の事で恐縮ですが、今日もゴミ出しチェックの後、歩道の草取りとどぶ掃除。やっと８割がた終わる。
ここは、私が町の衛生委員を拝命した際に、聞いていた町内の範囲外。っ町内地図の区分ではわが町の中となってはいたが、代々、ここの清掃はしておらず、管轄外とされていた。しかしもうおそらく２０数年どなたも清掃をせずに来た。町内とされる歩道の側溝も誰も関心を持たれずに放置されていたのを、職務上はじめて私が３年越しで清掃。その続きの場所も無断で畑をおつくりになっていて雑多なゴミが放置されていたので、これは何か月かをかけて撤去の同意を得て、資金のほぼ半分を私的に提供して整地し、側溝も一部作り替えていただき、農協さんの不動産部に入っていただき元の所有者の占部用水さんの駐車場にしていただいたが、その続きの場所。それがこの歩道部分である。
ここは市の行政区域を見ても住宅地図を見ても市に問い合わせてもわが町内。しかし、町の皆さんの誰もここを町内と認識して見えない場所。延々５００メートルほど続く歩道
何代も前の自治会長時代から放置したまま。
我が町内の地番で、町の発酵する地図にもここは町内地区と記載されている。確かに近隣には町民がいないのですべての歩道を清掃範囲とする必要はないが、一応我が町内とされているのだから無視はまずい。何度も近隣の町と話し合ってどこが清掃するかを決めていただきたいと自治会長さんに言ってきた場所。しかし全く動かぬ。役員を終えた際の報告書にも記載して正規に提出したのですが、お返事もない。
仕方なく道義上清掃を個人的に進めてきた場所。しかし、草を取るとなんと一部に陥没地帯が。この修繕は自治会長（総代）に言うしかない。連絡したところ。そこは町内ではないと今日もおっしゃるので。そうですか、でも市に連絡を取っていただき、どこの町内か、またたとえ町が違っても陥没地の修繕の要請は是非とお願いした。
歩道の両脇には土がうずたかく積もりその上に草が生い茂り小木も。なかには直径２０センチもある木すら生えていた。それをのこぎりで切り倒しての草取り土処分をするのだから大変な作業なのであります。すでに木々や草の根がアスファルトを粉々にして根を張っている。
　必死に作業を進めていると、総代さんがやってみえた。私の言っていることが正しいと初めて気づかれたとのことである。

やっと町の範囲との認識をいただき、近隣の総代と協議する意思を述べていただいた。
思い込みは致し方ないが、今後の打開策に動いてくださるとは実にありがたい。明日いっぱいかけて残りの清掃をやり遂げたい。

　明日は三ヶ根清掃。それが終わってからでありますが。