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草莽の記    杉田謙一

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seimei杉田

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2018.06.23
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日は沖縄慰霊の日。事務所軒下に弔旗を掲げる。雨の中三ヶ根山に行き沖縄戦にて多く亡くなられた部隊の碑に首を垂れる。
三ヶ根は今日はアジサイ祭り。テントを張って店が出ているが雨のため大変な様子。くじ引きでノートなどの景品が当たったので使わせていただく。

虚偽について。無論嘘はよいわけはない。しかし裁判でも黙秘権は認められているように、すべてを語る必要はないことは世のルール。これが前提に世の中はできている。誤解をすべてを訂正しなければならないこともない。

時に嘘は認められてもいる。
私も嘘を言いきったことがある。教師時代、子供の名誉のために。非もなくトラブルに巻き込まれた生徒の受けた傷を、家で転んだことにし、本人にも納得してもらってそれを通した。警察には被害を申告し犯人逮捕を要請したのは無論の事。
またがんで50前に亡くなった姉に、がんを隠して「何を馬鹿なことを言っているのか。早く治して子供の世話をしなくてはダメだろ」入院中の姉を前に平然と語った。帰る車中で泣けてなけて仕方なかったが、そうした。

これは、しかし許される嘘。
さて沖縄。
「格別の配慮」を要請された政府も米軍の占領下で間接統治しか許されず敗戦処理で国民の食の手当てすらままならない状態。勅令も法も変えられ憲法までも。沖縄戦を仕掛けた米国に対し抗議も賠償も要求できるはずもなく沖縄の悲惨さは癒されるはずもない状態。この救済は各地で起きてしまった集団自決も本人や遺族には全く救済の道はない。唯一可能なことは軍命による自決との判断。遺族が厚生省(当時)の援護年金を受給するには、軍命令があったという形式を取る必要があった。
座間味(ざまみ)島の場合自決を指示したのは村の幹部で、そのための手榴弾をくれという要請を梅沢裕守備隊長は拒絶し、渡嘉敷島の場合は赤松嘉次守備隊長は「自決するな」と制止していた。しかし両守備隊長も「お世話になった村のために」と了承し、軍命令の形とすることに同意して沈黙を守りつづけた。
この嘘は致し方なかったもの。本来は法を変えて特別に救済立法を成すのが筋とはいえその時間も力量も当時の混乱した政府や国会にはなかった。

しかし米国など連合軍や共産国は軍と国民を離反させる野望をもっていた。
更に保身に走る文化人やこの時を革命のチャンスととらえる共産主義者にとって。軍批判は絶好のテーマ。軍が命令を出して集団自決を進めたとの論を推進。それにのった作家大江健三郎らが軍への徹底批判を始めた。大江氏は両守備隊長を集団自決の命令者だという前提で、「ペテン」「屠殺者」「戦争犯罪人」呼ばわりしたうえ、ナチスの虐殺と同一視させるなどの許しがたき侮蔑人格非難を成したのでありました。



真実は軍命令はなかったことは裁判で明らかにされたのでしたが、ノーベル賞作家の「沖縄ノート」の記述は反軍支援者の必死の抵抗で是正されずに終わった。

ひどい話ですがこれを事実と思い込んでいる国民が拡大再生産されてしまっている。

沖縄を守ろうと幾多の特攻隊が命がけで飛び込み、大和も沖縄救援に向かったがついに被弾して沈没。思いは届くことがなかったのでした。

沖縄の悲劇を決して忘れてはならないと心から思う。





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Last updated  2018.06.23 16:56:44
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