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はじめての皇居清掃奉仕。日本がどうなってしまうのか不安なる日々を過ごしてきたことが全く杞憂にすぎぬ夢幻であったのかと思うほど堂々とした日本を感じた日々であった。皇居、ここには清明にして凛冽の気がみなぎる世界が広々と広がっていた。あさ6時過ぎ、前日に都内に一泊された皆さんを乗せたバスの到着を待っていると西村慎吾先生の御子息日加留(ひかる)氏が別働で到着された。聞けば私同様夜行バスに夜中に飛び乗り到着。好男子である。7時半には本隊バスが到着、総員51名での奉仕となる。主催くださった園部さんは事務に徹してバス待機のため園部婦人沢田氏以外はお顔を合わせたことのある方も見えましたがほとんど知らない皆さん。しかし半数以上の方がご奉仕の体験者のようで私は皆さんの後をついて行動するのみ。私の様々な活動体験を園部先生が伝えてくださっていたようでそれなりに受け入れていただいていたのが救い。初日には皇居内の概略の説明をいただき清掃に入るが案内をくださる方が実に温かく接してくださる。たいして体を働かすこともなく景色や自然を満喫品田らの草取り作業で申し訳ない思い出あります。なんと3時に天皇皇后両陛下の御会釈を賜る予定と聞き大感激。なんという慶事か。 狭き室内にて他団体と皆さんと共に整列して両陛下をお待ちする。刻一刻とその時間が迫る。愛知県内外での奉迎活動時にはいつも国旗配付であわただしく走り回り通過される皇室の高貴な方々の姿も遠くから瞬間的に目で追うだけでこれほどゆっくりと、しかもお姿をこれほど近くに拝することができるなど人生はじめてのことで誠にもったいなき事でありました。お見送りの際も回れ三美の状態で車列をお見送りすることになり、私は最前列になり大感激。西村先生に目を合わされましたかと伺うと、御足もとを見るだけで表をあげるようなことは議員時代からもないとうかがい、臣下の礼の在り方をお教えいただき恥ずかしく申し訳なく思った。さすが国士でいらっしゃいます。 必死に落ち葉を拾い集めて翌できたと自己満足しているとそこはご散歩なされる道路で滑らぬよう落ち葉を残すように指示をいただき再度落ち葉を敷きなおすなどの失態も。自然そのままに残しながら清掃するなど初の体験。 夕刻宿舎にて有働先生と西村先生のご講演を各一時館。実に有意義な初日でありました。夜10時の消灯。しかしそんなに早くなたためしがない。法大な宿舎敷地の周りを一周歩くとこの時期草が生い茂っている。これをきれいにして皇居清掃奉仕の日々を終えようと決意。2日目朝4時から草取りを成す。 朝食後6時過ぎから2日目。この日厳しき身元確認の後は東宮。全体写真を撮った後草取り。ここも老人主力の清掃奉仕団のためか、さほどの草も無き場所を掃除を仰せつかる。 夕刻6時半より南京事件についての講演会を阿羅健一先生らが開催。杉田水脈代議士中山成彬代議士等の講演会があるので有志の皆さんと会場に行く。私は挨拶だけをしておこうと行くが次官が早すぎ皆さんトお会いできずに移動。東京に住む長男のマンションに行き孫の様子を見る。孫と初めて風呂に入り夕食を外にてとる。嫁も6時まで仕事でそれから二人の孫を保育園に迎え、姉を習い事に連れて行きその間に夕食などを成す生活と知る。今日は外食に連れ出す。結局息子の帰宅は朝3時。少し話をして朝5時には皇居に向けて出発。東京駅まで200円で行ける場所。朝の家族の世話式団らんの邪魔をしてはならないから。息子は7時には出勤するという。常ではないがこんなにハードな勤務を息子夫婦がしているとは全く知らなかった。病気にならねばよいが。 朝7時には入場門にバスを待つ。 三日目はパラつく雨の中皇居での清掃。中辱時にはなんと宮中警察ブラスバンドの演奏会を行ってくださった。これまた奇跡のような幸運。奉仕団の前で演奏為されるのは6ッか月ぶりなのだそうだ。大いに感激。しかし皆さんは宮中警察の方ですので、地久節での国旗掲揚を団長さんにお願いした。皇族の警備を任務とされているので皇后陛下のお誕生日も国旗を掲げる事にしていただきたいと。 御池の水抜き、泥掃除をさせていただく。これは実にうれしく楽しい体力勝負のお仕事でありました。池の底には苔により緑に染まった泥が退席、これをブラシでこすり取りモップで池中央に集めて水で流し込む作業。長靴を履いての作業。西村先生の馬力に合わせて走り回らねばならず大変な作業でありましたが結構楽しい。皆さんの几帳面で決して泥を残さぬように働かれる。久しぶりのみず遊びの感覚なのか、喜んでなされ、休憩となっても手を休まれない。今まで何度も奉仕にみえた方も任された方は誰もいない作業だったそうだ。皆さんやり終えた時には大満足の様子。
夜1昨日の宿舎に。戻ったため朝3時より雨中ながらも周辺全て道路の雑草取り。すべて完成は5時近く。 朝食後に再度皇居。しかし雨のため掃除は無くなり雨中の自然紹介を受ける。午前にて雨のため全行程終了。 明治神宮参拝してバスにて帰路に就く。
これほどの体験は生涯にそれほどあるものではない。陛下の御代も残りわずか。皆さんと諮り立派な御即位30年奉祝行事や代替わりの諸活動を何とか創り出すことを改めて決意した。 久しぶりの岡崎、様々にトラブルが。しかし休みの挽回を成し、困難に立ち向かうフレッシュな意識がわいている。 皇居清掃奉仕は奉仕者の心を正しく清掃してくれていることにやっと今気づいた。
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Last updated
2018.09.22 17:13:23
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