草莽の記　　　　杉田謙一

今朝三時過ぎに国旗掲揚を終える。いよ天長節。陛下のお誕生日である。

愛知県民は皇太子時代から陛下に対して特別な感謝の思いを抱いている。万博の折から幾度となくお出ましいただき奉迎させていただいたのであります。僕らはそのたびごとに奉迎のための小旗を作成して知人総出でお迎えさせていただいていた。皇后陛下の御健康がなかなかすぐれず、陛下お一人で行幸となったときも多かったが僕らは陛下の御体験が妃殿下（皇后陛下）に伝わると信じて総力を挙げてお迎え申し上げた。皇后陛下の平癒をいのる県民の熱気が必ず皇后陛下へ伝わり病も消え去るものだと信じていた。

　数年前には明治用水ご視察が豊田市にてなされたがあいにくの小雨、しかし僕らは奉迎活動に命がけで取り組んだ、名古屋にて休まれ、翌日は安城西尾。この時なんと妃殿下もお越しくださったのだ。ご体調がお戻りになり両殿下

ご一緒にお越しくだされた。此の感激は忘れることが出来ない。僕らの祈りが通じたと皆で喜んだことを思い出す。愛知県民には不埒な言論をなす者など誰一人いないとお知らせ申し上げようと思いつついた際の事。ご病気平癒の祈りが通じた劇的な瞬間であります。

　今日のために友が作ってくださった、メッセージ入りの手作りの小袋にキャラメルや飴やチョコレートのお菓子を詰め込んで龍城神社にご参拝くださる皆様にお渡しした。小袋も追加印刷をかけ菓子も買い増しして、凡そ２百コを追加作成。式典開始前と終了後に皆さんとお配りしたのです。ご参拝の皆さんも喜んでくださり良き体験となった。

式典は畔柳宮司先生が立派にお勤めくださり感動の中で終了。次いで立派な社務所にうつり伊藤幸男名誉教授の皇国再興へ向けた感動的なお話をいただく。

終了後の皆さんのお話も実に尊く

一歩を踏み出す決意に満ちたもの。本当にうれしき後援会となった。参加者の方からお菓子の振る舞いにお褒めの言葉もいただく。

本当に意義ある会となったことに深く感謝したい。
参加者はおよそ３０名ほど。これを鏑矢として来年も盛大に開催したいもので在ります。
ご参加くださった皆さん本当にありがとうございました。

今朝は燃えるゴミ回収チェック日でしたのでこれを終え神社清掃をしていると町の総代を務める先輩から印刷物の作成を頼まれ必死に作業。何とか１２０部の製本までを手掛ける。１０時半までに終え届ける。

終了後、仕事はじめの前に少し時間が取れたので幸田町の国旗の降納を済ませる。

今日の朝食はついに夕刻５時になる。すっかり冷えていたが実においしくいただけた。

友から転職先が決まったと連絡が入る。実にうれしい、国思う友にはまず生業を建ててもらわねばならない。お役に立ててありこれまた最高であります。