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スキーで英語

スキーシーズンになりました。とはいえ、私は特別スキーが上手い訳でも好きな訳でもなく、ただ単に昔、体育の時間でスキー学習が義務だったから・・・という理由で多少滑れるってだけのレベルです。そしてスキー学習といえば、小学生の頃はリフト代が勿体ないから（？）と、山を足で登らされ（しかもすごく時間をかけてせっせと登っても、滑るとほんの数分・・・悲しい）、バスが汚れるからと吹雪の中、外で冷たくなったお昼を食べさせられ、という辛い思い出の方が多くて、大人になってからもあまり率先してスキーには行ってません。まあ地元が北海道だから、行こうと思えばいつでも行けるさ。。。という、東京人が東京タワーにのぼらないような理由もあって、ここ数年はすっかりご無沙汰です。それはともかくとして最近、白馬（長野県）では、ニセコに続けってな感じで、オーストラリアをはじめとした外国人スキー客が急増しているそうです。北海道よりも東京から近いし、雪質も良いし、温泉もあるし、日本的な寺社仏閣系も近くにあるから、スキーだけじゃなくて色々楽しめるっていうのが理由だそうです。それから、オーストラリアやニュージーランドから来る場合だと、ヨーロッパやアメリカに行くよりは距離も近くて時差もないし、安いし、日本食はブームだし、同じような欧米の国にいくよりエキゾチックで面白そう、というのもポイントだそうです。そして白馬では、ペンション（スキーロッジ）を買ったり建てたりする外国人もこれまた増えているようで、ひょんなことからそんな方々の会社設立やらビザ申請やらをお手伝いさせて頂きました。主にオーストラリア、カナダ、イギリスなどから来た30代くらいの若い人が多くて、どこで用意したのか、数千万円するペンションを現金で買うという勢いの良さ。みんなスキーが大好きだからという単純な理由でペンション経営を始めているので、経営のこともあまりよく知らない人も多くて、日本語もほとんど出来ない・・・はずだけど、何とか乗り切ってしまうというたくましさ。そんなにペンションばっかり増えて大丈夫なのかな？という心配をよそに、今シーズンも既に予約でいっぱいだそうです。日本のスキー場やペンションの検索とかができる英語の専門サイト↓や雑誌まであるそうですよ。すごいですね～SNOW JAPANOUTDOOR JAPANシーズン中は、オーストラリアを中心とした海外からのお客さんがほぼ100％を占めるそうです。日本人の場合、せっかくスキーに行くならそんな所へ行って、ついでに生きた英語を実践で勉強しちゃうってのも手ですね。国内でプチ留学って感じでしょうか。普段とは違うスキーが楽しめそうです。そもそもペンションの予約からして英語ですしね！私のお客さんのサイトを２つほどご紹介します。（他にもお手伝いさせて頂いたお客さんがいるのですが・・・まだサイトが出来てないらしいです。。。早くしないとシーズンが終わっちゃうぞ～！）MORINO LODGEBEARS DEN MOUNTAIN LODGEでも個人的には、北海道にも負けないでほしいな～

国際結婚とモロモロのシステム

国際結婚は、当事者レベルで文化や考え方の違いとか乗り越えなきゃいけないハードルがあると同時に、お互いの国のシステムの違いで結構大変な思いをすることが多々あります。そもそも日本（だけではないかも知れないけど）のシステムは、あまり外国人を想定して作られていないというか、これだけ国際化が当たり前の世の中になっても、システムが追いついていない感があります。例えば戸籍や住民登録のシステムも、外国人専用に作られた外国人登録以外はアルファベットが入らないので、外国人（中国や韓国の漢字を使う国の方々を除いて）の名前の音をカタカナ表記します。ちなみに法人登記や不動産登記もそうです。外国人や外国会社が法人登記や不動産登記される場合は、人の名前や住所もカタカナに直して登記するので、「アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市○○通り△番地」とかなっちゃう訳なんです。でもこれじゃあ本当に連絡取ろうと思ってその住所に手紙を送りたくてもすぐ送れないですよね？きちんとしたスペルを調べなきゃいけません。調べられれば、ですけど・・・。名前のスペルだって、あまり一般的じゃない名前とか、調べようがないものもあります。しかもカタカナに直すルールは特に決まったものがないので、登記する人が勝手に音をカタカナに直して申請できてしまいます。だから同じ住所や同じ人の名前でも、別のところでは違った読み方で登録されてしまう場合もあります。そのカタカナしか入らないシステムのせいで大変な思いをしている人もいます。例えば私の知人は、外国人の方と結婚して複合姓（自分の姓と相手の姓をくっつけて一つの姓にする）にしようとしましたが、日本の公的機関から出てくる書類には外国人配偶者の方の名前がカタカナでしか表記されず、そのために、今度その新しい複合姓でパスポートを作ろうとしたら、カタカナをヘボン式ローマ字の方式に則ったローマ字表記しかできないと言われてしまいました。（本当はもっと果てしなく長い経緯があるのですが・・・ここでは省略）具体的にイメージが湧きにくいかも知れませんが・・・例えば、山本さんとスミスさんが結婚して、「山本スミス」という複合姓にしようとすると、本来のスペルに則った表記は「YAMAMOTO-SMITH」ですが、ヘボン式ローマ字の表記に直すと「YAMAMOTO-SUMISU」となってしまう訳です。でもこれじゃまるで別人ですよね？それから日本では基本的に二重国籍が認められていません。でも国籍が違う両親から生まれた子供に、どちらかを選べというのも酷な気もします。更には年金のシステムとかも、日本と外国を行き来する人にとっては必ずしも便利なシステムとは言えません。これだけ国際結婚や外国で生活したり、外国人が日本で暮らしたりするのが珍しくない世の中になりましたけど、早くモロモロのシステムも追いついてくれればいいな、と思います。

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