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2016/08/29
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カテゴリ:カテゴリ未分類

オリンピックが知らないうちにはじまってしらない知らないうちに終わっていました。

どういうことかというと中村家にはテレビがないからなのです(笑)

それはいいとして、新聞に小谷実可子さんのすばらしいコラムが載っていました。

私はこういう話を聞くとグッとくるのです。

私も人一倍負けの味を知っている男ですから。

rolling-gym.com

「共に戦った9人目」
 後輩たちが、やってくれました。日本のシンクロナイズドスイミングが、デュエットに続いて、チームでも銅メダルに輝きました。キャスターの仕事で、現場で見ることはできませんでしたが、VTRで確認すると、8人は気迫あふれる演技をしていました。
 一つ、皆さんに知ってもらいたいことがあります。今回の代表は、9人で構成されていました。控えの選手の名前は、林愛子さん(22)。一人だけ、試合で泳ぐことはできませんでした。
 シンクロは、他の選手との同調が求められる競技。今季の日本代表を見ていると、チームは8人で「固定」する方針を採っていたようです。つまり、出られる可能性が少ない中で、苦しい練習に耐えてきました。
 やる気が起きない時期があったかもしれません。でも、彼女は頑張りました。ある時、練習中に井村(雅代)先生に怒られるシーンを見たことがあります。他のメンバーと同じように、戦っていたのです。
 私にも、同じような経験があります。1988年のソウル五輪では旗手を務めましたが、次のバルセロナ五輪では、直前にデュエットのメンバーから外れました。ビデオ係を命じられた時は、涙が出てきて、うまく撮れませんでした。試合を客席から見ると、目の前にあるプールが、こんなに遠く感じるのかと、つらい気持ちになりました。
 でも、年齢を重ねるうちに、苦い経験は自分を大きくしてくれるんだと理解できました。日本代表は、国内でトップの選手たちの集まりです。つらい思いをした人の気持ちを知ることで、競技者としての幅は広がるはずです。
 ・・・・
 ちなみに、シンクロは控え選手もメダル授与式に出席できるため、彼女もメダルをかけてもらいました。印象的だったのは、端から2番目に立って、正選手たちと交じり合っていたことです。涙が流れていたのは、感動したのか、悔しかったのか、それは分かりません。この思いが、彼女を成長させてくれると信じています。

読売新聞朝刊 コラム南十字星 小谷実可子さん より












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Last updated  2016/08/29 08:21:19 PM
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