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カテゴリ:韓国・ソウルで子どもとあそぼう
見た瞬間にこれは・・・・・と思ってしまったこの2冊の絵本。
並べてみました。。。 左が借りてきた本。「はしれ、汽車」ウンジンドットコムが2001年に出版した絵本。作者も絵も監修もすべて韓国オリジナル。 右が我が家にある絵本で横溝英一さん著「はしるはしるとっきゅうれっしゃ」(福音館書店、1999年)の韓国語版「出発!走れ、汽車」(翰林出版社)。韓国語版は2003年に出版されました。 表紙は、まあタイトルがちょっと似ているかなあ程度で、それほど似ていないのですが、開くとあら、びっくり! 電車がKORAILのムグンファ号の車両とJR東日本のあずさ号の違いはありますが、構図がまったく同じ!よく見ると・・・・ 運転手のおじさんのかばん、脇に挟む書類、電車に踏み込む左足、柱の位置に雨どいの構図、黄色い点字ブロック・・・ まったく同じ。。。
韓国オリジナルの絵本ではちょっとしたミスも。韓国のムグンファ号が描かれている「走れ、汽車」のほうなんですが、本来、韓国の鉄道・KORAILも日本と同じ左側通行(後から作られた地下鉄は韓国内の自動車通行帯と同じ右側通行がほとんど)なんですが、この絵本では車と同じ右側通行になって描かれているというなんか妙な絵になっています。日本のほうを参考にしたので、通行帯を逆にしなければ!とおもってかえちゃったのかも知れませんね。 ストーリー展開もほぼ同じような感じで、鉄橋の形や貨物列車が酷似していたりと続き、極めつけは最終ページ。。。。 これもあまりにも似てませんか?! 星空の描き方、柱の形、架線の支柱。。。。。 日本で「はしるはしるとっきゅうれっしゃ」がまず1999年に発刊されて、これがネタ本になってしまって韓国で「走れ、汽車」が2001年に韓国オリジナルとして出版、その後2003年に日本から正規の翻訳契約を結んで韓国の翰林出版社が「はしるはしるとっきゅうれっしゃ」韓国版を発行した、というような感じのようですね。。。 でも、これは似すぎにしては問題でしょう、と思うのはわたくしめだけ? そのうち我が家のてっちゃんの追及も始まるかも。。。。 ↓ こちらが一番最初に出版された正真正銘のオリジナル横溝英一著「はしるはしるとっきゅうれっしゃ」。大人が見てもたのしいですよ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月28日 17時46分14秒
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