遥かなる丘へ

1歳前後でオスライオンは顔の周り含め鬣が伸び始める。
とべ動物園で2022年5月に生まれたクレイ君は
1歳前も確かに顔の周りの毛がふさふさしてて
肩のあたりもモサモサしてて、ふぐりらしいものもあった。

が、1歳半過ぎても頭頂部の鬣は伸びていかない
排尿する様子がメスっぽい、等で円山の担当者が性別を疑い
検査の結果雌で、ふぐりに見えたのは毛の塊で睾丸はなかったとのこと。

クレイの父親が希に見る毛深く毛量の多い鬣の持ち主だったためか
また人工哺育だったのでグルーミングし合うことがなく
毛玉として頬や首回りがモサモサしていたのか、わからないが
オスっ子に見えた。
安佐のアース君も鬣生えるの遅かったし。

円山動物園は繁殖予定はないと去年個体移動後発表していた。
本来なら手術することなくメス2頭で過ごせるのだけど
円山はオスはこんな身体、メスはこんな身体、と生きた標本のような役割を
個体にしてほしいところもあるので、
クレイちゃんはとべに暖かくなる頃もどるそうだ。

代りにオスがとべから移動予定とのことで
すると柑太郎君しかいないのでは？
柑太郎君とイトちゃんでしょうか。
そのうちイトちゃんに尻しかれそう。