香港 朝飲茶でお粥
香港の代表的な食のひとつに「粥(おかゆ)」があります。香港人が朝にお粥を食べるのは普通の事ですし、一日中お粥を食べられるお店も沢山あります。また、普通の中華レストランでも、白ご飯ではなく白粥を頼む人もいます。つまり、レストランでも常に用意されているってことですね。私の友達の弟君は、いつも大抵白粥でしたわ。とは言え。私は普段は香港であまりお粥を頼むことはないんです。でも、今回は体調が思わしくなかった事もあり3回お粥を食べちゃいました。1度目は、ちょっと珍しい潮州式のお粥。(興味がある方は、こちらから どうぞ)そして、2度目は朝飲茶で。 朝飲茶in九龍半島側と言うと、旺角にある倫敦大酒楼(ロンドン中華レストラン)です。今では数少ない、ワゴン式の飲茶を朝7時から味わえる貴重なお店ですよ。開店早々に行っても、いつもそれなりに混んでいます。 この朝私が注文したのは、皮蛋?肉粥(ピータンと脂身の少ない豚肉のお粥)です。てか、私が頼むのはいつもコレなんですけどね。ちゃんとカットされた油条(中華クルトン的役割)も添えられてきました。流石にこれだけじゃ寂しいので、蝦餃(えび蒸し餃子)も、「んごーい(すみませ~ん)!」。お味は、普通に美味しいですわ。時代の流れで、今の香港で平日朝飲茶に来るのは殆んどが香港人のお年寄りか観光客です。私の隣のテーブルに一人で座っていたのも、お爺ちゃんでした。店員さん達がよく声を掛けられていたので多分お馴染みさんだと思うのですが、「何か食べないの?」「注文しないの?」と言われても、「お金がないから食べん」と言い続けてお茶を飲んでいたのが謎でした。店員さん達は笑っていたので、しょっちゅうこうなのかもしれませんね。まぁ、香港人は子供とお年寄りには優しいですし。支払いはお茶代も入れて、37,7HK$(約420円)でした。相変わらず、安い!今はその必要がないのかもしれませんが、おつりはチップとして残し席を立ちました。倫敦大酒楼 旺角彌敦道612號好望角大廈 営業時間 7:00~24:00(飲茶は~16:00) 無休