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カテゴリ:銘柄分析
バリュー投資家に人気のあったムトー精工ですが、下方修正しました。
http://www.muto.co.jp/hp-data/46-1shihanki.pdf ソニーの業績不振に引きずられた形でしょうか。 色々考えましたが、わずかに残して売りました。 理由としては、今更ながら、ソニーに8割の売り上げを依存する業態であり、その元のソニーがデジカメ不振、業績の大幅下方修正と大きな不振だからです。 ムトー精工の取引中止はあり得ないと思いますが、今後の業績浮沈はソニー次第です。 でも、あまりソニーの底力は心配していないです。 だけど、ソニーは2006年後半に回復予定であるということ。 デジカメの業績が上がるような秋モデルに新商品が出てくるか不明なこと。 一眼デジカメが約1年後の投入であること。 PS3がブルーレイディスク採用でコスト増で高い本体価格の予想。 DVDの普及が始まっていたPS2と違いPS3のブルーレイディスクには追い風が吹きにくいことからすぐに普及しないとの読み。 などなどでしょうか。 結局、業績のシナリオが崩れ、予想通りに進む可能性が減ったことが一番ですね。 ソニーの行く末が不透明な部分が多いため、業績回復はしばらくばいかもしれないと判断しました。 正直、ソニーの不振は知っていました。デジカメが業績が相当悪化していることも。 その上で、どこまでムトー精工がソニーのデジカメに依存しているかを押さえることを怠りました。本当に勉強、調査不足です。 保有も2年とか待てるのであれば株価は回復すると思っているので保有も考えましたが、他に投資したい銘柄もあるため、やめです。 ムトーの株は売りましたが、今回全部は売らずに実験のため一部だけは持つつもりです。 実験としてやってみるのは、個人投資家の利点で時間を味方に付けるというのがあります。業績不明でも2年でも3年でも保有するという方法です。機関投資家にはまねのできない、リスクをどこまでも引き受けるという方法ですね。 これは言うのは簡単ですが成果を出しているバリュー投資家では誰も行っていない方法です。でもやるとしたらこのムトー精工は悪くないかなって思います。 先ほども述べたとおり、ソニーの底力は信じているからですね。 長期で持つと言いつつ、2Q、3Qで一度回復すると読んでいるため、そこで売ってしまう可能性はあるのですが・・・。 「成功は、最低の教師だ。」ビル・ゲイツ と思っておきます。 ムトー精工を保有されていたYasuakiの株式投資日記を一部参考にさせていただいています。ありがとうございました。 <参考記事> ムトー精工第1四半期決算発表 ムトー精工第1四半期決算発表(2) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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