上海小町のまったり中国茶日記

被災地に比べたら、ほんの少しの被害しかなかったであろう、わたくし近辺。
お友達も知人も無事だったし、恵比寿２丁目界隈の自営業仲間は、頑張ってお店を開けています。

やっと客足も戻ってきた感のある、ここ数日。
でも、きっと、この影響で経営がうまくいかなくなり、休業や閉店に追い込まれてしまうお店もあるのではないかと思います。
大きな企業の管理する店舗ならまだしも、個人経営の飲食店にはかなり厳しい状況です。

うちのSALONも最近やっと安定してきたかな、と思っていた矢先に・・・。
今月のお教室をすべて休まれると確実に潰れるな～、と遠い目をしている場合でないので、生徒さんには振り替えや代替案をメールでお知らせし、なるべく「お休み」は勘弁してくださいと窮地を訴えてみました。

もちろん、遠方で来るのがとても大変な生徒さんもいますし、ご家族・ご親族が被災されてそれどころではない方もいることでしょう。
それでも全員お休みにならないだけでも助かります。

そして、とても有難いことにお教室に来て「大丈夫ですか？」と直接声をかけて下さったり、まとめてお教室代を支払って下さる優しい生徒さんの多いこと！涙
「ずっと外出してなくて、お茶を飲んでホッとしました」と言って下さる方もいて、癒しを提供しているつもりが逆にその言葉にこちらが癒されたり。

本当にありがとうございます。
お陰様で、何とかなりそうです。

まずは自分が頑張って足元を安定させ、それから被災された方に手を伸ばす余裕ができるように努力します。自分が生活していけない状態では、義捐金やボランティア活動のいずれも提供できません。

今月はプロジェクト上海はお休みし、月末月初は日本にいて、たまっている茶器のご紹介やSALONブログを書いたりしようと思います。
お茶を飲むことで気持ちが軽くなるみなさま、久しぶりにSALONの受け付けが可能です。
（お茶なんか飲んでる場合じゃない！と言う方にはご不快極まりないと思います。すみません）
ご来店されたい方がいらっしゃいましたら、候補日をメールにてお問い合わせください。
なお、SALONのご利用は今まで通り、直接の知り合いに限らせて頂きます。

茶器も順次紹介していきますので、お時間のある際にご覧くださいませ。
香港茶旅もまだ報告しておりませんね。こちらも、書いていこうと思います。


みなさまに支えられてここまで来ました。
今年の抱負、「感謝」を痛く実感した地震でした。
本当にありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。