内分泌ホルモン。
人は暑い時、汗をかき,水分が蒸発して、喉が乾き、より多く水分を摂取しようとする。がぶ飲みしたりする。水分を摂取することは必要だが、度を超えると体に負担がかかる。一番負担がかかるのが、「胃腸」。胃腸が悪いと最近流行している「インフルエンザ」にかかりやすくなる。「インフルエンザ」に負けない強い体になるためにも、胃腸を丈夫にしておかなくてはならない。水が多すぎる状態は、東洋医学では「水毒」という。体内に水が溜まって【むくみ】を生じさせる。このむくみは、さらに腎臓に負担がかかる。腎臓に負担がかかると、耳なり、神経病、聞こえないものが聞こえたり、高血圧や認知症にも影響する。逆に水分が少な過ぎても病気になる。これを東洋医学では、「陰虚」という。具体的には、水分が少ないため、血液、ホルモン等の流れが悪くなる。糖尿病、心臓病、便秘などになる。水分が多い時、少ない時、これらを調節してくれるところが体内にある。それが、「内分泌(ホルモン)」である。ホルモンは、約80種類あって、その中でも重要なホルモンがいくつかある。脳下垂体ホルモンの異常は、ストレス、認知症、自殺など精神病に影響する。甲状腺ホルモンの異常は、バセドー病、最近、芸能人の綾香がなったことで有名になったが、新陳代謝が早く疲れやすく、息切れ、目が飛び出るなどの症状が出る。男性ホルモンの異常は、尿が出なかったり、尿漏れなどの症状が出る。芸能人でも男性ホルモンの病気を持つ人は多いという。島田紳助、高橋ジョージなど。天皇陛下は、前立腺癌を患われているが、手術、放射線療法などは用いず、女性ホルモンを注入する治療をされている。一般人の前立腺癌なら、手術、抗癌剤などの治療になると思うが、さすがに天皇陛下ともなると治療法も変わるのでしょう。女性ホルモンを注射すると、体が丸くなったり、胸が柔らかくなったり、身体的変化がみられる。女性ホルモンの異常は、閉経後の更年期障害、骨粗鬆症などになりやすくなる。骨が弱ると腎臓も弱くなってきて、神経病、精神病などになりやすくなる。女性は男性の3倍認知症にかかりやすいと言われるが、こうしたホルモンのバランスに関係があるのかもしれない。現在腎臓病は、5人に1人の病気という。腎臓を治す薬はないのだから、透析治療しかない。「肝腎要」と言われる腎臓病。いったん悪くなれば、良くなることはない。だから、食事、水分など腎臓に負担を与えない生活をしなくてはいけないて思った。