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私を育てた一冊
私の人生に大きな影響を与えた本があります。 それは、小学6年生の時に読んだ 灰谷健次郎さんの「兎の眼」。 小学生の頃の私は、 算数・理科は得意で、国語・社会は苦手だった 典型的な理系人間で、 教科書以外に本らしいものを読んだ記憶がありませんでした。 なので、5年生の時に「兎の眼」をプレゼントされた時、 本を開けてみて思ったことが、 「・・・字が小さい。挿し絵がない。」 でした(笑) そして本は読まれることなく、そのまま引き出しの奥底へ・・・ 1年ほど放置されたあと、衝撃の出会いとなったのです。 本って、こんなに面白かったんだ。 この本がきっかけでいろいろな本を読むようになり、 大学では国文学を専攻するまでになりました。 本は私達の心を、本当に豊かにしてくれます。 会うことが難しい人の考え方に触れさせてくれたり、 今はもういない昔の人との出会いも経験させてくれたり、 私達を成長させてくれます。 今まで何百冊もの本を読んでいますが、 この「兎の眼」が私の読書の原点であり、 私を育てた一冊です。 あなたの「私を育てた一冊」は何ですか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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