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2割農民の気まま日記

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2020年07月11日
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​​2020年 7月 11日のだらだら日記

  リニア新幹線の工事が とん挫している。  いい事だ。

ルート上に静岡県の水源があって、大井川下流に大きな影響が出そうだ。

こういった大規模に自然を改造する事業にはいつも負の部分が付きまとう。

じっくりと環境検証もしないで、推進側の論理が常に優先されてきた。

経済優先の...長期的展望無視...、それに利権が絡んで、国の公共事業は

自然保護や環境に対する配慮がおろそかにされ続けてきた。

基本的にはこの問題も同じで、名古屋~東京(品川) 40分とかという

なんだか訳がわからない 合理性? 便利さの主張が強い。

名古屋駅と品川駅が40分になる事のメリットって? 

それから 東海道線の 災害時の代替路線とか言う??? 理由 

それで日本列島の大破砕帯の地下を通そうというんだから、もう

地質学も 科学もへったくれもない理由。


さて  静岡県の地図をご覧ください。



奇妙な形をしている。中央に 剣・つるぎ の様な尖った部分がある。

その尖った先端部分の短い 15KM程の山を掘ってトンネルを通そう

という構想らしい。ちなみにリニア新幹線の多くの部分が地下を通る

らしい。 時速400KMで... ロマンも へったくれもない鉄道。

世界には 絶景を売り物にする鉄道がいっぱいあって...

鉄道ってのは それは それは 見てるだけで 楽しい...余談...

これぞ 経済というか儲けの為の単なる道具にすぎない事が分かる。

まあ それは ともかくとして

前にも書いた様な気がするが...明治初期 廃藩置県の時に 県境線を
(2019.1.27,28 のブログで みずみちのこと書いた)

決めた時に 先人たち駿府藩のお偉いお役人さんたちの主張に基づき、

獲得された? 先端・剣部分である... と聞く。

そこは 日本アルプスの山岳地帯で 人が住める訳じゃない、産業が

出来る場所でもない。ただただ 下流への 水源確保のための部分だ。

かくして 大井川流域は 日本でも最高のお茶の産地として、静岡県

の産業をけん引してきた。 いくつかのダムが出来、水害が減ったり

メリットはあったかもしれないが、水量を人工的に制御するのは

お茶にとっては、 また 川を交通の手段とする林業にとっては、

もろ手を挙げて歓迎すことだけではなかったようだ。

長くなるので止めるが 自然の改造は 100年はおろか終百年を

見据えた視点 周辺の自然環境、産業構造との兼ね合いの視点が

必要だと思う。

リニア新幹線の必要性 の観点だけ言っても、人口減、産業の

IT化や 人口の都市集中の在り方 自然破壊  こういった

文明的視点をも 総合的に考えて、そして今 アフターコロナを

見すえた 文明のルネッサンスに 思いを馳せても いいんじゃ

ないかなあ... 国が 数兆円の財政投融資を 今 する事業では

ないと思う。 

一方  この問題を巡っては 地方自治体同士の利害もぶつかる

様に見えるが、

地方の時代到来 を予測させる、事態にもなっている。

最近の様々な事例 この問題の静岡県知事... 辺野古では沖縄の知事  

それから イージスの秋田の知事。 コロナでは和歌山県知事...

大阪府知事 首都圏の県知事さんも積極的に国と対峙してきた。

それから リニアでは推進派だが、展覧会では 愛知県知事

此の処 地方自治を 考えさせられる 事件? いや主張 が

あって  面白い。 

それから 最近気が付く事は ワイドショーなんかで、過去の知事

さんたちが 実体験に基づく発言をしておられるが.... 実に重い。

災害問題でも このコロナ問題でも...原発でも...

元島根県?知事、元三重県知事 岩手県知事 滋賀県知事...Etc

主張は様々だが 霞が関の 頭でっかちのお役人では思いつかない

(概して)良い事をいってる。 


そんな訳で 地方から 日本の政治というか あり方が変わって

くればいいなあ...と 思っている。


とりあえず  リニア新幹線は いらない。

我が家では 毎年 川根から新茶を一年分まとめて購入している。
         (山岸農園さん)

そのお茶の香りが これからも変わらない事を 望んでいる。

   2020年 7月 11日
                  2割農民​​





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最終更新日  2020年07月11日 17時47分53秒
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