よしもと に思う
2024年(令和6年) 1月 5日の 気まま日記 文春砲から、またまた芸能界の不祥事が明るみに出た。一方的に文春の肩を持つ訳ではないが、他のメディア、特にTV 新聞を含め,NHKも... 大手メディアは 何をしているのだろうか?反応が鈍い というより意図的に真実に突っ込まないのでは?と思ってしまう。ジャニーズ、宝塚 今回の松本=吉本事件?いずれも 大手メディアが育て、育てられてきたともいえる関係にある。利害関係が 報道を鈍らせているのだろうか?今回の事も含め報道全般 本来のメディアに戻って欲しいと願うばかりである。さて その松本問題、文春は読んでないが、ネットなどの報を見・聞きする限り「性加害」かなりの信憑性が高いと見た。仮に この事件が真実だとすれば、これは犯罪事件である。しかし 吉本興業は 即座に「事実無根」とした。警察の捜査に委ねるしかないがどう見てもこの反応はおかしい。本人が否定し、そして事務所がそれを追認 ならまだわかる...どういう根拠なのかも示さずに 例えば その当日(複数回?)そこにはいなかった というアリバイはあるのだろうか?そして松本曰く「やる気が出てきた!」この言葉は会社(吉本)に後を押されて... という雰囲気がにじみ出ている。いや 会社だけで 変な自信は持てないはずだ。過去 大阪・関西文化の大きな一翼を担ってきた吉本興業。今回 大阪万博のアンバサダーにもなっているという、権力(大阪府・大阪市・国)を味方に...という構図が垣間見える。揉み消しの常習...あの森友にしろ...大坂の司法はどう動くか?仮に...の話だが、またまた国家権力を使って事件をもみ消そうなどという事はないだろうなあ...それから なんとかというその会をコディネートしたやつ(小沢?)は全く出てこないし、事務所はノーコメントだという。肯定も否定もしない...こういう場合 大抵黒だし、真実を語る事を誰かに、何処からか封印させられている?何処からの圧力の可能性がたかい。 真実はやがて明かされるだろうから... さて政治との関係でいえば アベノミクスのソフトビジネス戦略に諂らい、日本の芸能ソフトを海外へ...という外貨獲得作戦そのための多額の投資(補助金)もされてきたようだ。そういう金に目がくらんでしまったのか 吉本興業。一時 大々的に宣伝されて、それを引っ張ってきたジャニーズもそうだ。今や K-POPの影に見る影もない大赤字の芸能戦略だそうだ。仮に「性加害」となれば 海外戦略に大きな傷が付く。ついでに この分野にかぎらず補助金が有効に前向きに寄与した事は聞かない。 なんだかなあ...話 戻す。そもそも 芸能・文化というモノは 権力とは距離を保つべき存在。 というより 大衆芸能とは 字の如く大衆のモノで...権力に距離を置くというより権力に逆らうのが、その存在意義。吉本といえば 大阪文化の人情深い庶民を代表した芸能文化で、私は 大阪で仕事してた頃(1970年代)吉本新喜劇が大好きだった。その当時 吉本新喜劇は 大阪でしかテレビ見れなかった。東京に戻って 吉本新喜劇が見られないのが残念だったいつからか? 大坂から東京に進出し 喜んだのもつかの間...笑いの質が変わってしまった。多少いきさつは知っているが、正確性に欠けるので書かない。藤田まこと 白木みのる 岡八郎...みんな鬼籍に入られた。最近では財津一郎さんや坂田利夫さんも亡くなったそうだ。すべて弱き庶民を代弁して来た人々だ。いつからだろうか?漫才が単なるお笑いに変化し、傲慢・不遜、弱いモノを蔑みの対象にした文化 に入れ替わってしまった。 温かみのある人情文化は消え失せてしまった。その典型が 今 吉本興業を代表するスターになり、稼ぎ頭になったダウンタウン 松本人志 なる男。さて これも 聞いた話だが、「吉本興業」なる会社は元々 反権力の...当時の共産主義者?が作った会社だとか...共産主義者..はどうでもいいが、 虐げられた者に味方し、強き者をけなす、そもそも 大衆芸能の原点はそこだ。街頭文化から発達した漫才 一片の痛快さに大衆のストレスは解消されたものだ。...確かに エンタツ・アチャコにはそれがあったような気がする。共産主義者と言ってもいろいろだが...とはいえ一応 「反権威反権力」が 吉本の根っこにはありそうだ。初心に還れよ! 吉本興業。少なくとも万博アンバサダーからは外れるべきだろう... 2024. 1. 5. 2割農民