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テーマ:海外旅行(7043)
カテゴリ:旅先にて
チリ、バルパライソで沖待ち バルパライソには寄港予定日(2月26日)の前日の午後に着いたが、植物検疫のために沖合で停泊した。上陸はできず、船から人口27万人のバルパライソの町を眺めて過ごした。 「船室に射しこむ夕日」 この地にはインディオの部族が住んでいたが、1818年にチリがアルゼンチンから独立するとチリ海軍の主要な港となった。1834年にはダーウィンを乗せたイギリス海軍のビーグル号も寄港している。 このような歴史のなかで、バルパライソは南米大陸の南端のマゼラン海峡を通過する船舶の補給地として重要性を増した。歴史ある美しい入り組んだ街並が2003年に、UNESCOの世界遺産「バルパライソの海港都市とその歴史的な町並み」として登録されている。 「古い港町の夜景」 1914年にパナマ運河が開通するとバルパライソに寄港する船は激減した。道路や鉄道、航路の発達という地政学的な理由で興亡する国家や都市は多い。パナマ運河の完成からすでに1世紀、バルパライソは過去の港となろうとしている。 明日はこの町から東南に120kmほど走ったところにある首都サンチャゴを観光することにしていた。 ※1916年2月25日撮影 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/03/01 01:38:22 PM
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