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テーマ:ギターと周辺機器(954)
カテゴリ:ギターと音楽
L.R.Baggs Anthem SL しかし、アコーステックギター(当時はフォークギターと呼ぶことが多かった)の場合は、個人の趣味として、あるいは少人数のグループで楽しむことが多かったので、アンプを通して大きな音量を出すことは、特にアマチュアの世界では無かった。 しかし、最近数人のグループで人前で歌うことになったので、ギターにピックアップを取り付けることにした。ビンテージのギターに手を入れることには抵抗もあった。もともと響きの大きいギターだったが、生音だけではステージで表現する音にならない。 「内部のマイクとマイクジャック」 選んだのは、楽器店で弾き比べて一番音の響きが良かったL.R.Baggs Anthem SLにした。加工料金まで入れるとちょっと高かった。当時のこのギター価格の半分にはなった。 このピックアップはデュアルマイクシステムになっている。ブリッジの裏側(表板の裏)に取り付けるマイクがアコースティックな中高音域を拾い、ブリッジの下側にピエゾElementを張り付けてパンチのある低音域を加えるようになっている。 「サドルをはずすとピエゾエレメントが見える」 このことで、これまでのピックアップと違って、ギター本来の鳴りと振動のみを捉え、ノイズを最大限に抑え、リアルなギター本来の生音を表現する。マイクやピエゾElementの取り付け、プリアンプ部とマイクジャックを取り付ける穴の加工など、加工賃に1万円かかったが、自分の手では不可能だ。特に、狭いギターの反響板の下での作業だからなおさらだ。 「マイクボリュームと電池ケース」 今回、弦の張替えの時に、ブリッジの下にピエゾElementが敷かれているのは確認したが、ついでに小さなデジカメで内部を撮影してみた。それらが、文中の写真である。 こうしてギターをいじっていると、各部の働きがわかってきた。今回弦を張り替えるときに、ブリッジ部で弦の端を固定するブリッジピンの頭が折れてしまった。この部分も弦の振動をギターに伝える重要な部分ということで、近いうちに買い替える必要があるだろう。 ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックをお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/08/18 12:39:59 PM
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