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テーマ:心の教育・命の教育(4)
カテゴリ:人権を学び心をたがやす
たんぽぽの花で人権教室 睡眠不足で体調は最悪であるが、このところ熱心に準備してきたパワーポイントファイルを使ってのプレゼンテーションである。初めての小学4年生ということで、いろいろ考えたあげくたんぽぽの花の生命力をテーマとしていのちの大切さを考えさせることにした。 市内N小学校4年生の彼らは4クラス約140名ほどいる。そのために、音楽室で2クラスずつに分けて実施した。後で先生方に聞くと、2年生の国語の教科書にたんぽぽについての説明文が載っているという。その学習をしていただけに、タンポポの生命力の強さについては知っていたようだ。
しかし、一つの花には多くて240もの花びらがついていて、その花びら一つ一つがおしべもめしべも備えた花で、一つの花に240もの実(種)ができるということは児童は知らなかったようだ。実は自分も「たんぽぽ」(平山和子 え・文~福音館書店)という絵本を見て初めて知った。 そのことや、根っこが1メートルもあるというところに、自分自身が感動した。何を教えるにしろ伝えるにしろ、自分がまずそのことに感動しなくては、聞く人の心に響かないと思う。
初めての小学校中学年への「こころをたがやす」時間としてはまあまあだったと思う。最後にみんなで歌った「たんぽぽ」(門倉訣作詞・ 堀越浄作曲)の歌も、児童たちは歌ったことがあったようだ。自分は現役の時に学級の生徒たちと歌った歌だったので、子どもらの歌声は懐かしく響いた。
子どもたちに最初から「人権」という言葉は意識させたくない。でも法務省が「人権教室」と銘打っている以上、最終的にはこの言葉を使ってまとめざるを得ない。 自分は上から目線でお役所言葉の「人権教室」という言葉は使いたくない。だからできるだけ「こころをたがやす」、「こころをまなぶ」という言葉に置き換えて使っていきたい。
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Last updated
2019/07/08 06:10:55 PM
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