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テーマ:身近な人権問題(280)
カテゴリ:人権を学び心をたがやす
今日は離島の学校へ
昨日は山間部の小学校へ「人権の花」事業の件で行ったが、今日は離島の併設校に「人権教室」を実施するために行った。どちらも法務省が行っている人権啓発活動事業である。それを直接担当するのが人権擁護委員である。 8時35分に名護屋港を出発した。9時すぎに島に着いたら担当の先生が迎えに来ておられた。船着場から学校までは歩いても10分もかからないが、軽自動車2台に分乗させてもらい学校の玄関に着いた。いつも思うが離島の人々の心は温かい。 「校舎は古びていた」 (馬渡島はキリスト教の新村と仏教の本村と2つの集落に分かれる) 現在日本各地の離島では来訪者を制限している。もちろんコロナウィルス感染防止のためである。この馬渡島においても、一時は島外からの渡航を制限していたが、現在は釣り客を含めて渡航を許可している。今日も数名の釣り人が乗船していた。 自分は中学生8名に新しい自作教材を使って「こころの教室」と銘打って「いのち」について話した。地球の誕生から生命の発生や進化のことをまず簡単に話した。ここで時間をかけすぎると山場で時間が不足する。 「まじめすぎる生徒たち」 (担任の先生だけでなく教職員の皆さんが参観してくださった) 幸か不幸か、子どもたちがとても静かで、問いかけにもはっきりと答えてくれないので、話はスムーズに進めることができた。本当なら、もっと子どもたちの声を拾いたいところだが、コロナウィルス対策で子どもたちも緊張しているのだろう。 「唯一無二のいのち」 (パワーポイントで要点をビジュアルに示しつつ話を進めてゆく) 最後に竹内まりや作詞の「いのちの歌」を聴かせた。曲の進行に合わせて歌詞をパワーポイントで提示していった。いつも最後は歌で終わるのだが、耳と目から歌詞が入ってゆくことの効果をもっと高めたいと思っている。 「久しぶりの給食」 (離島の小さな調理場で小人数分つくられた給食は美味しかった) 1時の定期船で島を出た。今日はべた凪で快適な船旅だった。途中、自分が以前勤務した二つの離島が見えた。懐かしい思い出の島である。 「二つの島」 (馬渡島より近い島だが通勤はできないから、職員住宅での自炊生活だった) 自分なりに今日の教材については手ごたえを感じた。これからさらにReconstruction(再構成)してより良い教材にしていきたいと思う。 ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックをお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/12/13 05:51:18 PM
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