正義・政治・Ｍｙブログ http://www tumanude.com/index.shtml

　　平成１１年８月に自殺した東京の立正佼成会付属佼成病院の小児科医、中原利郎さんの遺

族が「病院が適切な業務管理をしなかったため、うつ病で自殺した」と、立正佼成会に損害賠

償を求めた訴訟の控訴審判決が２２日、東京高裁でありました。鈴木健太裁判長は請求を退け

た１審東京地裁判決を支持、遺族側の控訴を棄却した。病院の医療従事者の勤務実態を改善し

ないと、医師・看護師の負担から医療事故や辞職を招きます。

　私も数年前に大怪我をして直後に２ヵ月近く、愛知県長久手町の愛知医科大学に入院してい

ました。この病院でも医師の過酷な勤務を聞きました、朝の診察から夜勤、そして翌日の朝の

診察へと仮眠もあるでしょうが30時間以上の勤務だと聞きました、そんな医師に診察・処置をや

っていただくのです。病状、けがの状態が不安定な患者の場合には診察で見落としがいつ起き

てもおかしくありません。大変怖い状態です。

　これらの原因は10年位前に国が医学部の定員を減らしたことと、研修医が研修先の病院を

自由に選ぶことができるようになったことも大きく影響しているようです。