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カテゴリ:【読書メーターでまとめ】
会社に行く頻度が上がる → 平日は読む間なし → 週末も眠くて本を開くと寝てしまう。 という悪循環。 結果9冊のみ、しかもそのうちAudibleが5冊。 いやオーディオブックが悪いというわけじゃなく, Audible さまさま。しかも最近は新刊が登場するのも早いし本当にありがたい。 一番面白かったのは5月からマイブームの垣谷さんでした。 6月の読書メーター 読んだ本の数:9 読んだページ数:2656 ナイス数:156 団欒 (新潮文庫)の感想 Audibleではファイルが分割されているらしいので、聞いた順に記録。「団欒」:人を殺してしまったのに家族みな、気にするところがずれているのが面白かった。「出前家族」:他人だから許せる、家族だと許せないことってあるよね、、と思った。最後「ニセモノ」を争うのとか、いろいろねじれてて面白かった。 読了日:06月24日 著者:乃南 アサ 犯人に告ぐ 下 (双葉文庫)の感想 面白かった。犯人捜しを楽しむのよりも、心理戦(特に警察内部)を楽しむ作品かな。あのしょうもない課長が手紙を書いたのかと思いきやそうでもなく、でももっとしょうもない幕切れに追い込まれた。BATMANの逮捕は案外あっけなく、さらに「ワシ」は解決してないよね。。。??なのだけど、心理戦の描写と、ナレーションの方もうまさで作品としてはとても楽しめた。2の下がリリースされたら再開しよう。Audible 読了日:06月24日 著者:雫井 脩介 古典モノ語りの感想 面白かった。源氏物語好きとしては、作品中のシーンが大量に登場するのもよい。1番印象的だったのは「ゆする」の章の女性の「髪を乾かす様子」。これは、、小林幸子もびっくりの装置状態。反物かカーテンか、という感じ。洗うのも乾かすのも一仕事ではないか!絶対自分じゃできない。だからこその高貴な人の髪の美しさの価値だったのか。あとは牛車。深い川を渡るときは牛車を舟に乗せたらしい。勉強になった。図書館本 読了日:06月19日 著者:山本 淳子 ことばと思考 (岩波新書)の感想 面白かった。言葉によって、表す範囲が違うのも面白かったし、たとえばドイツ語では名詞を女性と男性に分けるが、それは日本語話者にとってわかりにくい。が、日本語のものの数え方にいろいろ種類があるのも、外国語話者には同じくらいわかりにくい、とか。例にあった「一本」って改めて不思議。長いものにつかう、と思ってたけど、確かにスポーツジムのレッスンの「一本」とか、映画も二本立てっていうし、それはどの辺が「本」なんだろう。図書館本 読了日:06月18日 著者:今井 むつみ 犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)の感想 予備知識なく、雫井さんだし、長そうだからハマったらしばらく楽しめそう、と聞き始めたら後半面白くなった。花火大会あたりまではまあ普通の警察ものか、これでこの長時間?と思いきや、バットマンの事件になり、と、妙な課長の妙な動きあたりで面白くなり始めた。しばらく楽しめそう☺️Audible 読了日:06月17日 著者:雫井 脩介 週刊東洋経済 2023年4/1号[雑誌](中学レベルから学び直す40〜50代の英語術)の感想 まさにターゲットなので読んでみた。が、期待ほどではなかったかなー。勉強法というよりも、勉強のツールを紹介してる感じ。もちろんこれもニーズはあると思うが、逆に、私はなんだかんだ自分に合ったものを確立できてるのかも、という発見になった。特にオンライン英会話の紹介ページであの安河内さんが「40〜50代で英語を勉強したい人は、読み書きより聞いて話せるようになりたい人がほとんどだと思う。だったら遠回りしないで話したほうがいい。」と書いていて、これはすごく説得力があった。私がレアジョブ続いてるのもこれだな、と納得。 読了日:06月10日 著者:週刊東洋経済編集部 幸福な生活 (祥伝社文庫)の感想 おもしろかった。あんまり予備知識なく聞き始め、最初の一話でびっくり。「こわ!でも面白い!」で引き込まれた。何話か聞いているとだんだん落ちを予想するようになったが、それでも予想できないものがあり、作家って本当にすごいなと思う。映像化したら面白くない設定もありそうで、これは本の力だなと思った。ただ、幽霊ものはいまいちかな。それを使うとなんでもありになるというか。。あと、価値観的には完全に昭和なのでそこはいまいち。Audible 読了日:06月10日 著者:百田 尚樹 アンソーシャル ディスタンスの感想 実は初めて読みます、この方の作品。そして、悪くはないが生々しすぎで若干引く😅1番面白かったのは「Debugger」。24歳の男子と付き合うことになり、さまざまな処置を顔に施していく35歳女子。様々な処置も、処置したくなる心理も全然理解できなかったけど、もっともっと、と追い立てられる描写が面白かった。でもそのせいで結局時間がなくなり会えなくなり、顔が崩壊して別れるんじゃ意味ないから!図書館本 読了日:06月04日 著者:金原 ひとみ リセット(新装版) (双葉文庫)の感想 今マイブームの垣谷さん。今まで読んだのとは雰囲気が違うが、こちらもリアリティがあり面白かった。タイムスリップするまでは、こんな愚痴がずっと続くならやめようかと思ったが、高校生に戻ったあたりから面白くなった。とにかく女子の生きにくさ大全、って感じで、3人✖️3回なので9通りの人生を見せてもらった。どれも楽じゃないけど、自分の姿勢とか勇気で変えられるかもよ、というメッセージと思った。そう書くときれいごとのようだが、そこまでのリアリティがあるからこそ、ありがちメッセージで終わってないんだと思う。Audible 読了日:06月04日 著者:垣谷 美雨 読書メーター お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.07.02 06:00:09
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