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芳村思風先生の1語1絵

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2006年09月01日
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カテゴリ:教育論
『教育は、国家盛衰の要。
起業消沈の因。
一家存亡のカギを握る大事業である。』

人間における最も価値ある仕事は、人を育てること。
子供を立派な人間に育てること。

企業においても社員を有能な社員に成長させることが、
企業発展のカギである。

経済は、資本主義経済から人格主義経済へ
変わらなければならない。

教育力が低下している。
父権の失墜。母性の喪失。育児本能が衰退している。


●今、なぜ教育の問題がでてきたか。

1.分業による教育のアウトソーシングの原因
父母が教育の現場に携わらなくなってしまった。

解決策
 ・職住接近
 ・起業が夫婦で採用し、会社内に託児所を作る

社会・企業のあり方を変えていく必要がある。
社会構造の転換が必要。

2.理性を成長される教育により、本能が衰退していた。
 ・母性本能の衰退
 ・育児本能の衰退

本能は、遺伝的に決められたことしかできない。
理性は、よりよいことを考える力。
理性が成長すると本能は、じゃまになる。

理性が成長することにより、本能が衰退するのであれば、
本能よりももっとすばらしい力を人間の力で
文化として作っていく。

3.科学の発達により、あらゆる問題を客観的に見る力が
ついたために、自分と切り離して見るようになった。

対象と一体になる。理屈抜きの愛の精神がなくなってきた。
自分の子供に対しても、他人の子供のように批判的に見る
ようになってきている。

子供がいることにより、自分が遊べなくなったと感じる人が
増えている。
母乳で育てると、体系が崩れると嫌がる。
命の一体感がなくなっている。


・子供が万引きでつかまった。
警察で父親が言った言葉。
「おまえがそんなことをしたら、
おれは会社や近所での立場がなくなる」
と子供を責めた。
この父親は、子供の事ではなく、
自分のことしか考えていない。

・子供がウソをついた。
「ウソをつくことは悪い!」と責めるだけではダメ。

「子供が、ウソを言わなければいけない状況に
自分が追い込んだ。
もっと早くそんな気持ちを気づいてあげられなかった
おとうさんを許してね。ごめんね。」
と言えるかどうか。
そして、
「だけど、ウソはいいことではないんだよ。
この次同じようなことになったときは、
お父さんに話して欲しい。
一緒にその問題を乗り越えられるように
していこう」と必ず付け加えなければいけない。
甘やかすだけではいけない。

4.時代の大きな変化により
大人が子供たちに与えようとしていることと、
子供の心が求めている内容が一致していない。
教育が無力化している。

子供たちが先生の教えることに興味を示さない。
子供が知りたいと興味・関心をもつことを
学校では教えていない。

自分本位な相手に対する接し方。
相手のことを「わかっているつもり」で接している。

未来は、子供たちの手の中にある。

子供たちに迎合するのではなく、
未来を作るために、未来を与えるための
教育とは何かを考える必要がある。

5.子供の反抗を許さない・抑える・恐れる
意識が大人にある。

子供は、親・先生に反抗しながら、自分を確立していく。

大人に従順なだけでは、新しい歴史は作れない。
反抗させながら、子供と一緒に成長していくのが教育である。

反抗を恐れては、真の人間教育は成り立たない。

大人の考え・価値観を一方的に押し付けて、
それに従わないと×をつける。
反抗を許さないことが、家庭内暴力や構内暴力につながる。


●子供の問題行動への対処方法

1.子供は、悩みを持っても大人に相談しないということを知る。

大きな悩みであればあるほど相談しない。
人間は自分で乗り越えないと、命が成長しないということを
本能で知っている。

日常と違うところを見つけたとき、
変化の原因を探す努力をする。

自分では解決できないけど、
心の底では早く誰かに自分の気持ちを理解して欲しい
わかって欲しいと願っている。

しかし、親が聞いても、子供は
「なんでもない」と答えてしまう。

子供の小さな変化を見つけ、理解してあげることが大切。


2.反抗しない子が、いい子ではない。
反抗する子どもが、正常だと理解すること。

親に反抗しながら、自分を作っていく。
親離れ・子離れの時期。
反抗することが悪いことではない。
反抗しない子供は、いつまでも親離れできない。

両親を愛している、両親が好きな子供であればあるほど、
親のために我慢してるということを理解してあげる。
従順で素直であることは、ストレスにもなる。
我慢していることに対する感謝の気持ちを伝えて
子供の気持ちを理解して接してあげる。

反抗は、新しい時代を作る行動。
否定するだけでなく、理解しようとする努力も必要である。

明治維新も古い体制・慣習を壊そうとした若者の行動の成果。
当時の権力者から見れば、反社会的な行動だった。

社会的にも批判されることが多い。
そういった犠牲の上に新しい時代が作られる。

反抗を恐れないことも親の愛。
子供のために自己犠牲的な努力ができる覚悟が必要。
子供を守る・成長させることが親の喜び。
相手のために努力できることが、愛。

真実の愛とは、相手のために自己犠牲的努力を
喜びとできること。
これが究極の愛の形である。

反抗させながら、それにどう対応していくか、
反抗を喜ぶような対応。
「まだまだ子供だと思っていたのに、そんなことまで
考えるようになったのか」
と反抗を成長として認めてあげる。

その考え方を成長させるために子供と関わる。
子供の考え方のレベルが低い・間違っているとは捉えず、
子供が望む方向への出会いや勉強の方法を考える、
お金を出してあげる。
ムリに自分の考えと同じ方向へ引き込まない。
親の考えが正しいという判断はしない。
価値観を押し付けない。

3.ぐれた子供や悪いことをした子供にそれをやめさせることは、
かえって悪くさせてしまう。

子供は、悪いことをしているという自覚がある。
「悪いことをしてはいけない」というだけではだめ。
なぜそんなことをしなければならないのかという原因を知る。
その心情をまずわかってあげる努力をすること。

結果に至るプロセスを理解することにより
どう対応すればよいかを考える。





















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最終更新日  2006年09月01日 11時21分23秒
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